ドウェイン・ジョンソンとヴィン・ディーゼル、“犬猿の仲”だった2人が見せた和解


『ワイルド・スピード』シリーズで知られるドウェイン・ジョンソンとヴィン・ディーゼル。長年取り沙汰されてきた2人の“不仲”は、いまどうなっているのか。確執の経緯から、近年見えてきた和解の兆し、そして完結作への期待まで、最新情報とともに整理する。(フロントロウ編集部)
2016年に表面化した確執
“ファミリー”を掲げるワイルド・スピードシリーズだが、ルーク・ホブス役のドウェイン・ジョンソンと、主人公ドム役のヴィン・ディーゼルの確執は、長くファンの間で語られてきた。
発端は2016年。8作目の制作中に、ドウェインがSNSで男性共演者への不満をにじませたことから、両者の関係はぎくしゃくしたものに。以来、ドウェインは一時シリーズ本編から距離を置き、スピンオフ作品『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』に活動の場を移していた。
和解の兆し
しかし、こじれていた関係は、近年明確に修復へと向かっている。米ABC News/Good Morning Americaによると、ドウェインは2023年、ホブス役での本編復帰を表明し、「意見の違いはあったが、ヴィンとは何年も兄弟のようだった」「将来を見据えて進んでいく」と語った。
さらに2025年のゴールデングローブ賞では、ヴィンが壇上からドウェインに「やあ、ドウェイン」と声をかける一幕も。2025年11月には、ヴィンがドウェインの主演作『スマッシング・マシーン』をSNSで称賛し、「誇りに思う」とつづった。長い確執を経て、2人の関係は確かに前へと進んでいる。
そもそもの始まりは“旧友”だった
ドウェインが『ワイルド・スピード』シリーズに加わったのは、2011年公開の『ワイルド・スピード MEGA MAX』から。当時ドウェインは「ヴィンのことは長く知っていて、いつか一緒に何かをやろうと話してきた」と、旧友との共演を心から喜んでいた。彼の参加でシリーズは新たな勢いを得て、興行的にも大きく飛躍。“ファミリー”の象徴的な存在として、ホブスは観客に愛されていった。
それだけに、その後の確執の表面化はファンに少なからぬ衝撃を与えた。だからこそ、近年の和解は多くの人にとって喜ばしいニュースとして受け止められている。長い時間をかけて、2人は再び“ブラザー”としての関係を取り戻しつつある。
完結作とそれぞれの新たな挑戦
2028年3月17日全米公開予定の完結作『Fast Forever』では、ホブスの復帰も報じられている。ただし、ユニバーサルからの正式なキャスト発表はまだなく、現時点では報道・観測の段階だ。
一方、ドウェインは2025年、A24製作の伝記映画『スマッシング・マシーン』で総合格闘家マーク・カーを熱演。ヴェネツィア国際映画祭で監督が銀獅子賞を受賞し、その演技は高く評価され、「キャリア最高」と評する声もある。
それぞれが新たな挑戦を続けながら、シリーズの大団円でどんな姿を見せてくれるのか、注目が集まる。長年の確執を乗り越えた“ファミリー”が、最後にどんな結末を見せてくれるのか——ファンの期待は、これまで以上に高まっている。













