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実写版『モアナ』、日本の出だしで『ムファサ』を抜いていた

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実写版『モアナ』、日本の出だしで『ムファサ』を抜いていた
『モアナと伝説の海』大ヒット上映中!(C) 2026 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

<超>実写版『モアナと伝説の海』が7月31日に日本公開を迎え、最初の週末3日間で興行収入3.7億円を記録。同じディズニーの超実写版『ライオン・キング:ムファサ』のオープニングを上回った。あわせて、日本版エンドソングの収録風景を収めた特別映像も解禁された。(フロントロウ編集部)

3日間で25万6,644人。比較対象は『ムファサ』だった

全米で91%という高評価を持ち込んで日本公開日を迎えたのは、7月31日のことだった。それから最初の週末が明け、具体的な数字が出そろった。

配給元のディズニーが発表したところによると、公開3日間の国内動員数は25万6,644人、国内興行収入は3.7億円。比較対象に置かれたのは、国内興収22億円超えの大ヒットとなった超実写版『ライオン・キング:ムファサ』だ。同作のオープニング3日間は3.66億円だったので、『モアナ』はそれをわずかに上回ったことになる。

差は数千万円規模で、圧勝という数字ではない。ただ、ディズニーの<超>実写版というシリーズのなかで、直前の成功例が到達した水準を初速で越えたという点は、この夏の興行を占ううえで小さくない。

レビュースコアは、アニメーション版のほうを追い抜いた

国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービスFilmarks(フィルマークス)では、5点満点中4.0点(8月1日時点)を獲得している。アニメーション版『モアナと伝説の海』と『モアナと伝説の海2』、そして実写版『シンデレラ』がいずれも3.8点であることを考えると、原作アニメを上回るスコアで走り出したかたちだ。

観客の反応で目を引くのは、ストーリーよりも先に「体感」に触れた声が多いこと。画面いっぱいに広がる海、客席まで届きそうな波しぶき、劇場の隅々まで回り込む波の音。連日の猛暑もあって、涼を求めて劇場に来た観客からは、美しい海に癒された、波音のヒーリング効果がすごい、といった感想がSNSに並んだ。夏休みという時期と、水を主役にした映像が噛み合った格好だ。

キャストへの評価も分かれずに集まっている。モアナを演じたキャサリン・ラガアイアには、可愛らしさと力強さを併せ持つ歌声への称賛が寄せられ、マウイ役のドウェイン・ジョンソンについては、アニメーション版以上の躍動感に加えて、迷いや葛藤といった人間くさい部分の描写に反応する声が目立っている。

エンドソング「旅立とう」、実写版とアニメーション版のモアナが同じ現場に

日本版のエンドロールで流れる「旅立とう ~Along The Way~」は、<超>実写版で日本版モアナ役を務めるTSUZUMI(ME:I)、マウイ役の尾上松也、そしてアニメーション版でモアナの声を担当した屋比久知奈という3人による楽曲だ。

TSUZUMIがモアナとして歌う特別映像が出たのは7月中旬だったが、今回解禁されたのはその先にあたる。3人が揃い、同じ現場で「旅立とう ~Along The Way~」を歌唱収録している模様を収めた映像で、アニメーション版のモアナと実写版のモアナが並んで声を重ねる瞬間が記録されている。

日本版エンドソング「旅立とう ~Along The Way~」を歌うTSUZUMI、屋比久知奈、尾上松也
『モアナと伝説の海』大ヒット上映中!(C) 2026 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

劇場でこの曲を聴いたファンからは、エンドソングが流れた瞬間に泣いた、もう一度聴きに行きたい、といった声が上がっているという。字幕版で味わうキャサリンとドウェインの芝居と、日本版でしか聴けない3人の歌。どちらを先に見るかで、この夏の『モアナ』体験はずいぶん変わりそうだ。

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