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撮影2日前まで歩けなかった。『レディ・オア・ノット2』サマラの告白

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撮影2日前まで歩けなかった。『レディ・オア・ノット2』サマラの告白
©2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

あの“最狂かくれんぼ”の続編で、主演は本当は動けないはずだった。8月14日公開の『レディ・オア・ノット2』から、姉妹を演じたサマラ・ウィーヴィングとキャスリン・ニュートンの10分に及ぶインタビュー映像が届いた。(フロントロウ編集部)

「全部代役を頼もうと思ってたわ。私は顔のアップだけ」

サマラ・ウィーヴィングとキャスリン・ニュートンが“スクリーム・クイーン”として名乗りをあげる特別映像が公開されたのは、つい先日のことだ。今度は2人が並んで座り、撮影現場で本当は何が起きていたのかをカメラの前で語った。

1作目から続投したサマラが明かしたのは、アクション大作の主演としては笑えない状況だ。「実はとんでもないことがあったの。撮影の1ヶ月前に背中を痛めて歩くことさえできなかった」。飛行機での移動は大量の痛み止めでしのぎ、リハーサルの間は横になったまま、衣装合わせも寝たままだったという。

最悪の事態も覚悟していた。「何もできないかもしれないと不安だったわ。かなりヤバい状態だったの」「背中の痛みが引く前は、脚本を読みながら“どうしよう”とパニックを起こしてた。全部代役を頼もうと思ってたわ。私は顔のアップだけ」。血まみれの死闘を売りにするシリーズで、主演が顔だけの出演になる——そんな線まで現実味を帯びていたことになる。

転機は唐突だった。「でも撮影開始の2日前には、“さあ仕事だ!”と体が目覚めて、急に背中の腫れが引き、歩けるようになったのよ。歩けるようになって、ファイトシーンもなんとかこなした」。この不可解な回復を、隣のキャスリンはこう言い切った。「ホラーの神様が光臨してサマラを治してくれたの」。

妹役の女優は、姉役の女優をまるごと真似ていた

本作から加わる新キャラクターが、キャスリン演じるグレースの妹・フェイス。「かなりホットな新顔よ。フェイスはある意味問題児。グレースは姉として妹を守ろうとする」とキャスリンが説明すると、サマラは姉の顔で「困った妹よね」とこぼす。

そのキャスリンの役作りが変わっていた。「私はサマラをマネすることで役作りをしたのよ。何でもマネした。ダイエット飲料まで飲んでたの!」。サマラが「私のipadも……」と思い出すと、キャスリンは「同じ機種を買ったわ!」と得意げ。それでいて本人は、フェイスという役をこう受け止めている。「とにかくフェイスは私なの。よくも悪くも私のために書かれた役で、私にそっくり」。

撮影に入る前の温度差も、そのまま笑い話になっている。キャスリンは「一方私はコメディ映画に出るんだと思ってたの。善と悪が対決するみたいなやつ」と当時の認識を明かしたうえで、カメラテストでの一幕を続けた。「血糊をつけた私を見たタイラー(監督)が、“足りない”と言って血まみれにしたの。その時思い出した、“この世界へようこそ”彼らの作品なら当然よ!」

1作目でも顔面から血を浴びる主人公を撮ってきた作り手たちだけに、洗礼は早かった。ちなみにキャスリンは、サマラのスクリーンテストの日をこう証言している。「セットが静まり返った日を覚えてる」「全員が息をのんだ、不穏な空気だったわ」。背中を痛めた身体で直立不動のまま演じるしかなかった、あの日のことだ。

『レディ・オア・ノット2』の場面写真
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「ないと思ってたわ」から始まった続編

そもそもサマラにとって、続編の話じたいが想定外だった。続編に出るのは楽しみだったかと問われた彼女の答えは、「全く予想外だったの。ないと思ってたわ」。

1作目の手応えについても正直だ。「前作はよくわからないまま演じていたの。脚本もいいし、全員楽しんで撮ってたけど、観客に伝わるのかどうか分からなかった。でも公開したらかなり好評だったので、嬉しい驚きになった」。だからこそ2作目は急がなかったという。「じっくりと時間をかけて準備を進めたの。どんなストーリーにすべきか慎重に検討したのよ」。

その検討の末に出た結論が、妹という存在だった。「もっと作品の世界を広げたいと思ったし、またグレースに活躍させたかった。彼女はスーパーヒーローではなく、ごく普通の人間よ。ちょっと変わってるだけ。そこで彼女に“仲間”を与えたの」。監督コンビとキャスリンの相性についても、サマラらしい言い方をしている。「マットとタイラーは以前にもこの人と仕事をして……変人だと知ってた」。すかさずキャスリンが「あなたと同じ」と返すと、サマラは「似たもの同士ね。どちらも変人だから組まされたの」と受けた。

撮影自体は、2人の想像を超えて過酷だったらしい。「当初の予想よりもずっと過酷な撮影が続いたわ」とキャスリン。サマラも「よくある誤算が、脚本の半ページのシーンで3日間のスタント撮影が続くケースね」と明かす。それでも口を揃えるのは「だけど本当に楽しい」で、キャスリンが「もう1回やりたいぐらい」と言えば、サマラは即座に「やろうよ!」と応じた。次回作を待望する声は、すでにスクリーンの内側から上がっている。

『レディ・オア・ノット2』は8月14日(金)全国ロードショー。

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