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オリヴィア・ロドリゴのフェス、寄付が倍になった。ステージ上でメリンダ・ゲイツがサプライズ

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オリヴィア・ロドリゴのフェス、寄付が倍になった。ステージ上でメリンダ・ゲイツがサプライズ
画像提供:ユニバーサル ミュージック

オリヴィア・ロドリゴが立ち上げた音楽フェス「Daisy Chain Fields」が初開催され、フィナーレのステージで寄付額が1,000万ドルから2,000万ドルへと倍増した。仕掛けたのは、隣に立っていたメリンダ・フレンチ・ゲイツだった。(フロントロウ編集部)

オリヴィア・ロドリゴが女性アーティストだけのフェスを主催し、収益を全額 女性支援にあてると発表したのは、今年6月のことだった。そのフェス「Daisy Chain Fields」が、8月30日にカリフォルニア州アーバインで実際に幕を開けた。

そして1日限りのフェスの最後、彼女自身がステージに立つフィナーレで、予定になかった発表が起きる。

1,000万ドルのはずが、その場で2,000万ドルになった

オリヴィアの隣に立ったのは、慈善活動家のメリンダ・フレンチ・ゲイツだった。当初、このフェスから寄付される額は1,000万ドルとされていた。ところがステージ上でメリンダが、同額をもう1口、自ら追加で拠出すると明かしたのだ。これにより、現時点での寄付総額は2,000万ドルに達した。

この資金の行き先は決まっている。米国および世界各地で女性と女児の権利向上・支援に取り組む10の非営利団体だ。フェスの純利益は全額そこへ渡る。発表の場を記者会見ではなくフィナーレのステージに選んだあたりに、このフェスが何を大事にしているかが表れている。

ビキニ・キルからスティーヴィー・ニックスまで

ラインナップは、女性アーティストを軸に組まれた。ビキニ・キル、チャペル・ローン、ドーチー、ガービッジ、ミツキ、サンティゴールド、ザ・ブリーダーズ、レイチェル・シヌリリらが名を連ね、オリヴィア・ロドリゴ自身もそこに加わる。

さらにスペシャルゲストとして、サラ・マクラクランとスティーヴィー・ニックスが登場。加えて、サプライズゲストのアラニス・モリセットまで姿を見せた。90年代のオルタナティヴ/ライオット・ガールの系譜と、いまチャートの真ん中にいる世代が、同じ日の同じ会場に並んだことになる。

会場にもうひとつ用意されていた”村”

このフェスには、ライブ以外の場所も設けられていた。会場内の「Daisy Chain Reaction」フィランソロピー・ビレッジがそれだ。来場者はここで、リプロダクティブ・ライツ(性と生殖に関する権利)、母子保健、経済的エンパワーメント、ドメスティック・バイオレンスの防止、ジェンダー平等といった分野で活動する団体について学び、その場で支援することができた。

オリヴィア・ロドリゴは、このフェスについて次のようにコメントしている。「Daisy Chain Fieldsは、喜び、コミュニティ、そしてクリエイティビティが、意味のある変化を生み出す力になるという信念のもとに創設された音楽フェスティバルです」。音楽と、人々がともに過ごす時間には、社会変革を長く支え続ける力があると信じている、とも語った。

目指しているのは、ライブを届けることだけではないという。「パートナーシップや会場内のリソースを通じて、女児や若い世代が、それまで知らなかった情報や支援にアクセスできる環境をつくる」ことを挙げ、世界を明るく照らす女性や女児たちとの交流の場をつくりたいと述べている。

締めくくりの一文が、フェスの名前の由来にあたる。「デイジーの花は、野生的で美しい。そして、鎖となったとき、それは強く、決して切れることはありません」

オリヴィア・ロドリゴは2021年、デビュー・シングル「ドライバーズ・ライセンス」で全米・全英チャート初登場1位を記録し、デビュー・アルバム『サワー』でも全米1位を獲得。デビュー作の両方で全米首位に立った最年少アーティストとなった。最新アルバム『恋に落ちた女の子にしては、なんだかずいぶん悲しそうだね』は、2026年6月12日に発売されている。

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