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グッド・ネイバーズ「Mary Jane」は1時間で書けた続編だった

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BY FRONTROW Editorial Dept.
グッド・ネイバーズ「Mary Jane」は1時間で書けた続編だった
画像提供:ユニバーサル ミュージック

ロンドン発のインディーポップ・デュオ、グッド・ネイバーズがニュー・シングル「Mary Jane」を8月28日にリリースした。今年6月の「Superstar」の続きにあたる曲で、ミュージック・ビデオも同時公開されている。(フロントロウ編集部)

8月17日の「東京音始」でギター2本の弾き語りを披露したばかりのグッド・ネイバーズが、11日後の8月28日に新曲を出した。ポリドールからリリースされた「Mary Jane」だ。

ニュー・シングル「Mary Jane」をリリースしたグッド・ネイバーズ
画像提供:ユニバーサル ミュージック

前作を仕上げている最中に、1時間で

オリー・フォックスとスコット・ヴェリルの2人によると、「Mary Jane」は今年6月に出した「Superstar」を仕上げている最中に、1時間ほどで書き上げた曲だという。2人はこう説明している。

「『Mary Jane』は、僕たちにとって新しいサウンドへ踏み出す一歩になった曲だと思います。(中略)物語としてはその続編のような感覚もあります。誰かに完全に夢中になってしまう、あの感覚について歌った曲です。どうしようもなく惹かれているのに、どう近づけばいいのか分からない。そんな、酔ってしまうような感覚なんです」

「Superstar」が恋に落ちた瞬間の高揚感を描いた曲だとすれば、「Mary Jane」はその先にある、惹きつけられながらもどこか割り切れない感情のほうを引き受けている。今期に入って2人が打ち出してきた、よりラフでエネルギッシュなサウンドも、この曲でさらに深まった。

不器用な求愛ダンスで押し切るMV

ハーヴ・ピアソンが監督を務めたミュージック・ビデオの舞台は、ハウスパーティーだ。ある少年が、少し不器用でユーモラスな“求愛ダンス”で気になる女の子の気を引こうと奮闘し続ける。その合間にオリーとスコットの演奏シーンが挟まれ、最後には2人も傍観者をやめてパーティーの輪に飛び込んでいく。

ジャケット写真も同じ空気だ。側転する人物と、前かがみで脚を蹴り出す人物の写真が上下に並び、そこに黒い小文字で「mary jane」とだけ置かれている。曲が歌っているのは「どう近づけばいいのか分からない」という感覚だが、映像もアートワークも、その困り方をひたすら身体で表現している。

「Mary Jane」のジャケット写真
画像提供:ユニバーサル ミュージック

「Home」から2年半

グッド・ネイバーズは2023年に結成されたばかりのデュオだ。2024年1月にTikTokで公開したデビュー・シングル「Home」がバイラル・ヒットとなり、世界累計8億回以上のストリーミングを記録。RIAAのプラチナ認定を受け、ビルボードのHot 100に11週、UKシングル・チャートに16週ランクインした。Hot Rock & Alternative Songsチャートでは40週にわたってトップ10入りし、2024年にデビューした新人のデビュー曲としては世界で最も再生された1曲になっている。

2025年にはブリット・アワードの〈ライジングスター〉部門にノミネートされ、同年10月のデビュー・アルバム『Blue Sky Mentality』は全世界の累計ストリーミング再生数が14億回を突破した。バンドの楽曲の総ストリーミング数は10億回を超えている。グラストンベリーやアウトサイド・ランズといった主要フェスに出演し、アメリカを含む8か国でヘッドライナー・ツアーも成功させた。

この夏はサマーソニック2026で初来日を果たし、アジアで初のステージも踏んだ。今年はほかにボトルロック、オーバー・オスロ、アイル・オブ・ワイト、ピンクポップにも出演している。結成から3年足らずでここまで来たデュオが、「Superstar」と「Mary Jane」で次の章を書き始めた。

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