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浅野忠信が東京に立つ。ベック新作『ライド・ロンサム』のMVに主演

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浅野忠信が東京に立つ。ベック新作『ライド・ロンサム』のMVに主演
Photo: Mikai Karl

日本盤のライナーノーツを後藤正文が執筆すると伝えたベックの新作が、ついに店頭に並んだ。ベックが9月18日、ニュー・アルバム『ライド・ロンサム』をリリースした。発売にあわせて公開された収録曲「Run Away」のミュージック・ビデオで主演を務めたのは、ゴールデングローブ賞受賞俳優の浅野忠信。舞台は東京の街並みだ。(フロントロウ編集部)

別々の軌道を進む人々が、東京で交わる

「Run Away」はアルバムの2曲目に収められたナンバー。ミュージック・ビデオはミカイ・カールが監督、ライアン・スメイルがプロデュースを務めた。

浅野忠信といえば、『SHOGUN 将軍』『マイティ・ソー バトルロイヤル』『殺し屋1』などで知られる俳優。その浅野を中心に据えた映像は、別々の軌道を進む人々の人生が東京の街で交錯していく物語になっている。ピアノとギターが重なる「Run Away」の旋律が、映画のような画づくりを支える。

10年ぶりに集まった、あのバンド

『ライド・ロンサム』は、グラミー賞を受賞した『ハイパースペース』以来となる、全曲新録のアルバムだ。ベック自身がプロデュースし、ミックスはナイジェル・ゴドリッチが手がけた。

演奏陣は、『シー・チェンジ』『ミューテイションズ』、そしてベックに初のグラミー賞年間最優秀アルバムをもたらした『モーニング・フェイズ』を共に作ったバンドメンバー。スモーキー・ホーメル、ジョーイ・ワロンカー、ジャスティン・メルダル=ジョンセン、ロジャー・ジョセフ・マニング・ジュニア、ジェイソン・フォークナーが、ハリウッドにあるユナイテッド・スタジオのルーム・Bに再び集まった。

ベックは「スタジオに入って『モーニング・フェイズ』をレコーディングしてから、10年が経ちました」とコメントしている。

発売前から評価は高い。英紙The Guardianは本作を、“続編の続編”でありながら前身となる作品群に劣らない「極めて稀有な作品」と評した。

日本盤は後藤正文のライナーノーツ付き

日本盤CD(品番UICC-10062、3,000円+税)は日本独自の紙ジャケット仕様で、歌詞と対訳に加え、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文が書いたライナーノーツが封入される。一般特典(オンラインショップ含む)は縦9×横5cmのステッカー、Amazon.co.jpでは24cm×24cmのメガジャケが付く。日本語帯付き仕様の輸入盤LP(品番611-1769、オープンプライス)も同日に発売された。

収録曲は全12曲。表題曲「Ride Lonesome」で幕を開け、「Run Away」「In The Night」と続き、「Beyond The Light」で締めくくられる。

ベック『ライド・ロンサム』ジャケット写真
画像提供:ユニバーサル ミュージック

9月22日から北米ツアーへ

アルバムと同名の北米ツアー「Ride Lonesome Tour」は、9月22日に米カリフォルニア州サンタバーバラのSanta Barbara Bowlで開幕する。『シー・チェンジ』『モーニング・フェイズ』『ミューテイションズ』の楽曲を掘り下げつつ、新作の曲も披露する予定だ。ロサンゼルス、サンフランシスコ、トロント、ブルックリンなどを巡り、11月10日の米オレゴン州ポートランド公演でファイナルを迎える。

ベックは2024年にアコースティック・セットで来日し、2025年には「NANO-MUGEN FES. 2025」への出演と、東京・大阪での単独公演「BECK Live in Japan 2025」をおこなった。日本との縁が続くなかで届いた新作は、東京を舞台にした映像とともに幕を開けた。

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