グラミー賞受賞歴のあるアメリカのロック・バンド、グレタ・ヴァン・フリートの3年ぶりのアルバム『パレス・フォー・ザ・ピープル』の日本盤が、10月14日に発売された。あわせて、2027年2月3日に始まるワールド・ツアー「Into The Beginning Tour」の日程も発表されている。(フロントロウ編集部)

北米、UK、ヨーロッパの59都市を回る
ツアーは2027年2月3日にスタートし、北米、UK、ヨーロッパの59都市を回る。タイトルの「Into The Beginning」は、新作の1曲目「イントゥ・ザ・ビギニング」と同じ名前だ。
アルバムはCD、2LP、限定カラー2LP、カセット、デジタル配信で発売。日本盤CDはSHM-CD仕様で、価格は3,300円(税込)。9月に公開されたアルバム・トレーラーに続き、収録された全曲にビジュアライザーやミュージック・ビデオが用意され、YouTubeで見ることができる。
テネシーの山小屋で録音
バンドがレコーディングを始めたのは2026年春。テネシーの大自然に囲まれた、人里離れたキャビンだった。プロデューサーはマイク・エリゾンド。ギターのジェイク・キスカは本作について「このアルバムは、この数年間を振り返る記憶であり、世界へのラブレターでもある」と話す。
ベースとキーボードのサム・キスカは「マイクは音楽の天才なんだ。どこで抑えるべきか、どこで思い切り踏み込むべきかを、本当によく分かっている」とエリゾンドを評した。エリゾンドの側も「彼らは新しいサウンドや新しい表現方法を追求し続けている」と振り返り、ファンは彼らが成し遂げたことにきっと驚くはずだと語っている。

先行シングル3曲を含む全13曲
先行シングルは「プレイ・ユア・ゲームス」「ソー・ユー・スタンド」「テア・イット・ダウン」の3曲。ドラムのダニー・ワグナーは「ソー・ユー・スタンド」について、これまで見せてこなかった演奏の繊細さや、ジョシュのヴォーカルの脆さまで表現できたと語っている。このほか、東洋的な響きのギターとストリングスが重なる「ロスト・イン・ザ・ゴールデン」、アルバムを締めくくる「ボーン・イントゥ・ディス」など、全13曲を収める。
ジェイクは、先人たちが築いてきた土台の上に立ちながら楽器をさらに先へ進めることがバンドの使命だとし、「まだ誰もやったことのないことは何だろう?」と考えるようになったと明かす。ヴォーカルのジョシュ・キスカは「今の僕たちには、これまで以上に伝えるべき物語がある」と言葉にした。


















