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映画『ストリートファイター』北米1位も興行収入は期待下回る

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映画『ストリートファイター』北米1位も興行収入は期待下回る
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 カプコンの人気格闘ゲームを実写化した映画『ストリートファイター/ザ・ムービー』が、10月16日の全世界同時公開から最初の週末で北米興行収入ランキング1位を獲得した。シリーズの実写映画としては史上最高のスタートを切ったものの、興行成績は当初の期待を下回ったという。(フロントロウ編集部)

シリーズ映画史上最高、それでも期待には届かず

 米Deadlineによると、北米での公開3日間の興行収入は約46億円(3,100万ドル)。海外65市場での約30億円(2,010万ドル)を合わせ、世界興行収入は約77億円(5,110万ドル)に達した。1994年にジャン=クロード・ヴァン・ダムが主演した実写版の北米オープニング興行収入は約10億円(680万ドル)で、今回の新作はその記録を大きく上回った。また、2009年公開の『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』は、製作費約75億円(5,000万ドル)に対し、北米興行収入が約19億円(1,280万ドル)にとどまったと米Varietyは振り返っている。

 一方、Deadlineによると、世界オープニング興行収入は約105億円(7,000万ドル)に達するとの予測もあり、今回の成績は期待を下回る結果となった。カプコンとレジェンダリーが共同出資した本作の製作費は約123億円(8,200万ドル)。それでも関係者は、配信などの二次展開を含めれば、最終的には採算が取れると見ているという。

観客の中心は「昔からのファン」

 興行収入が予想を下回った理由として、Deadlineは観客の中心が比較的年齢層の高い従来のファンで、新たな観客層を十分に取り込めなかった点を指摘している。本作はPG-13(13歳未満の鑑賞には保護者の注意が必要)指定で、R指定の『モータルコンバット』シリーズとは異なり、家族連れの集客も期待されていた。

 国別では、イギリス、メキシコ、オーストラリアなどで興行収入ランキング1位を獲得。日本では333館で公開され、興行収入約1億3,000万円(87万5,000ドル)で初登場5位、韓国では8位となった。

 監督を務めたのはキタオ・サクライ。1990年代を舞台に、ノア・センティネオとアンドリュー・小路が、仲違いした2人の格闘家、ケンとリュウをそれぞれ演じる。公開前には、ブランカ役のジェイソン・モモアらキャスト陣が来日し、日本でも話題を集めていた。

カプコン原作映画2作品が興行ランキングをにぎわす

 同じ週末には、もう1本のカプコン原作映画も興行ランキングの上位に残っていた。公開5週目を迎えた新作『バイオハザード』は、海外で約26億円(1,710万ドル)、北米で約8億円(550万ドル)を記録し、世界累計興行収入は約542億円(3億6,110万ドル)に到達。日本での累計興行収入も約13億円(850万ドル)となっている。北米で初登場1位を獲得した『バイオハザード』に続き、『ストリートファイター/ザ・ムービー』が今後どこまで興行成績を伸ばせるかが注目される。

 なお、この週末の北米興行収入ランキング2位には、A24配給のエリザベス・ホームズを題材にしたドキュメンタリー映画『You Can See Everything(原題)』がランクインした。

『ストリートファイター/ザ・ムービー』SCREENX版ポスター(リュウ、ケン、春麗)
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