7月31日に北米で公開された映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』が、開幕週末に北米興行収入3億5,500万ドルを記録した。2019年の『アベンジャーズ:エンドゲーム』の3億5,700万ドルにあと200万ドルと迫る歴代2位の成績で、北米だけで約2,410万人が劇場に足を運んだ計算になる。(フロントロウ編集部)
あと200万ドルで届かなかった歴代記録
映画史に残る週末が、今年の夏に訪れた。ソニー・ピクチャーズが製作し、マーベル・スタジオが共同製作した映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』が、北米公開初週末に推定3億5,500万ドルを記録した。北米の歴代最高オープニング記録は、2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』が記録した3億5,700万ドルで、今作はわずか200万ドル差の歴代2位となった。公開前から批評家の絶賛を集めていた今作が、興行の面でも期待に応えた形だ。
数字の内訳を見ると、初日(金曜日、先行上映分を含む)は1億6,930万ドル、土曜日は1億150万ドル、日曜日は推定8,400万ドルだった。木曜先行上映の7,200万ドルも北米歴代最高を記録し、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の6,000万ドルを上回った。米CNBCによると、北米だけで約2,410万人が劇場に足を運んだ計算になる。
「IMAX枠がない」という条件のなかで
今作が記録を打ち立てるうえで注目されるのは、IMAXで上映されないなかで達成したという点だ。北米のIMAXスクリーンではクリストファー・ノーラン監督の『オデュッセイア』の上映が続いていたため、『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』はIMAXで上映されなかった。
一方、ほかのプレミアムラージフォーマットでは新記録が相次いだ。ドルビーシネマでは、今作の北米における週末興行収入が1,000万ドルを突破し、歴代最高を記録した。ScreenXは700万ドル、4DXは520万ドルを記録し、いずれも北米での新記録となった。
世界興行収入は9億2,700万ドル、世界歴代2位のオープニング
北米以外の海外市場でも勢いは止まらず、推定5億7,200万ドルを記録した。中国だけで1億2,100万ドルと好調で、世界興行収入は公開初週末で推定9億2,700万ドルに達し、世界歴代2位のオープニングとなった。
同じ週末に公開されていた『オデュッセイア』などを含む北米市場全体の週末興行収入は約4億2,900万ドルとなり、映画史上最高を記録した。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは「この結果はマーベルのキャラクターが世界中のファンと持ち続ける強い絆の証です」とコメントした。
















