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一度も出ていなかった2007年のライヴ。『Back To Black』20周年盤

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一度も出ていなかった2007年のライヴ。『Back To Black』20周年盤
画像提供:ユニバーサル ミュージック

エイミー・ワインハウスの『Back To Black』が、発売20周年の記念エディションとして10月23日にリリースされる。目玉は、これまでフルセットでは世に出ていなかった2007年アムステルダム公演の音源だ。(フロントロウ編集部)

2007年2月8日、Paradiso

ユニバーサル ミュージックによると、新たなアートワークを採用した3LP、3CD、デジタル・デラックス・エディションに加え、オリジナル・アルバムの限定盤も同日に発売される。

3枚目のディスクに収められるのが、『Back To Black』ツアー中の2007年2月8日、アムステルダムのParadisoで行なわれた公演だ。この日のライヴがフルセットでアナログ盤やストリーミングに乗るのは今回が初めてになる。

セットには「Addicted」「Just Friends」「Tears Dry On Their Own」から「Rehab」「Love Is A Losing Game」「Valerie」まで、当時の彼女がステージで鳴らしていた曲が並ぶ。3CD版のDisc 3には「Cherry」「Fuck Me Pumps」「I Heard Love Is Blind」も加わる。アルバムが英国で1位に届く前後、エイミーが客席のすぐ近くで歌っていた時間が、ようやく丸ごと記録として出てくる。

『Back To Black』20周年記念エディション
画像提供:ユニバーサル ミュージック

未発表デモと、直筆の歌詞

もうひとつの収録の柱が、未発表デモとBサイドだ。3LPのLP2には「Back To Black (Original Demo)」「Love Is A Losing Game (Original Demo)」「I’m No Good (You Know I’m No Good – Original Demo)」などが並び、完成形として知られている曲の手前の姿が聴ける。

先行トラックとして、8月25日には「Tears Dry (Alternative Demo)」が配信リリースされている。

紙もの側も厚い。オリジナル・アルバムのフォトグラファーであるMischa RichterとAlex Lakeによる未公開写真に加え、マーク・ロンソンのアーカイヴから発掘されたというエイミー直筆の歌詞を写した写真も収められる。ライナーノーツを新しく書き下ろしたのは、プロデューサーであり友人でもあったマーク・ロンソンとSalaam Remiの二人だ。

3LPエディション
画像提供:ユニバーサル ミュージック

エイミーの映像が動いて見えるアナログ盤

ラインナップの締めくくりは、オリジナル・アルバムの限定1LPエディション。「Chalkboard Marble」と名づけられたカラー・ヴァイナルに加え、公式Webストア限定でZoetrope Vinylも用意される。回転させるとエイミーの映像が動いて見える仕様のレコードだ。

あらためて数字を並べると、このアルバムがどれだけ売れたかがわかる。全英アルバム・チャートに初登場3位で入ったのち1位を獲得し、2007年に英国で最も売れたアルバムになった。英国だけで450万枚以上、15×プラチナ認定。米国ではBillboard 200に初登場7位で入り、グラミー賞5冠を達成した夜を経て最高2位まで上がった。全世界の累計セールスは2,500万枚を大きく超えている。

グラミーでは「Rehab」が年間最優秀レコードと年間最優秀楽曲を獲得。Best Pop Vocal Album、Artist of The Year、Best Female Pop Vocal Performanceも同じ年に手にしている。

彼女の名前は、父ミッチ・ワインハウス氏が娘の親友2人との裁判で敗訴したことで今年の夏も報じられたばかりだ。そうしたニュースとは別のところで、20年前のアルバムは今も新しい聴き方を用意している。すべてのフィジカルとデジタル商品は10月23日発売、予約はすでに始まっている。

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