「呪縛を解き放ってくれた」カズレーザーが語るスピルバーグ最新作


10月1日公開のスティーヴン・スピルバーグ監督最新作『ディスクロージャー・デイ』で、日本での”開示”に向けたオフィシャル・メッセンジャーにカズレーザーと松村沙友理が就任した。一足先に本編を観た二人が、それぞれの言葉でコメントを寄せている。(フロントロウ編集部)
「未来は当時のスピルバーグ作品に縛られてしまいがち」
配給の東宝東和によると、二人は本作の魅力を日本の観客に届ける役割を担う。クイズ番組や情報番組での知識量で知られるカズレーザー(メイプル超合金)と、俳優・モデル・タレントとして活動する松村沙友理という組み合わせだ。
興味深いのはカズレーザーのコメントで、作品単体の感想ではなく、スピルバーグというフィルモグラフィ全体のなかにこの新作を置いている。
「本作を観た瞬間、かつて『未知との遭遇』や『E.T.』などで監督が想像した未来の行き着いた先が、今どうなっているのか?という一つの答えを提示されたような気がしました。私たちが想像する未来は、どうしても当時のスピルバーグ作品の影響に縛られてしまいがちですが、監督自身がその呪縛を解き放ってくれた。そんな一つの区切りとなるような作品だと感じています」
『未知との遭遇』と『E.T.』が、その後の映画やフィクションにおける「地球外からの接触」のイメージをどれだけ規定してきたかを考えると、その作り手本人が更新しにきた、という見立てになる。
鑑賞後の話し方についても、カズレーザーは具体的だ。「観終わった後に誰かと猛烈に語りたくなる、そして観る世代によっても感想が変化する非常にストライクゾーンの広い作品ですので、ぜひ劇場で自分なりの感想と向き合ってみてください」

「実話なのではないか」と思うほどの没入感
松村沙友理は、フィクションとして観ていられなくなる感覚のほうを強調している。
「本作には、『この物語は実話なのではないか?』と思ってしまうほどの凄まじいリアリティと没入感があります。もし自分が映画の世界に生きていたらどうするかを考えさせられます」
さらに、こうも語っている。「本作を観ているか観ていないかで、今後の人生や、もしもの時の行動すら変わってくるのではないかと思っています。それこそ、本当に<開示の日(ディスクロージャー・デイ)>が来た時に、『観ておいてよかった!』と心から思えるはずです」
タイトルが指す”開示の日”を、映画のなかのできごとではなく、いつか来るかもしれない現実のできごととして受け取っている言い方だ。
スピルバーグ×デヴィッド・コープ×ジョン・ウィリアムズ
本作でスピルバーグと組むのは、『ジュラシック・パーク』の脚本を手がけたデヴィッド・コープ。原案はスピルバーグ自身で、音楽は長年の盟友ジョン・ウィリアムズが担当する。
主演は『クワイエット・プレイス』『オッペンハイマー』のエミリー・ブラントと、「ザ・クラウン」『チャレンジャーズ』のジョシュ・オコナー。ここに『英国王のスピーチ』『キングスマン』シリーズのコリン・ファース、「バッド・シスターズ」のイヴ・ヒューソン、『シンシン/SING SING』のコールマン・ドミンゴが加わる。

日本語吹替版については、エミリー・ブラントの声を園崎未恵が担当することがすでに発表されている。オフィシャル・メッセンジャーの二人がこれから何を話すのかも含め、公開までのひと月あまりで”開示”の準備が進んでいく。
『ディスクロージャー・デイ』は10月1日(木)全国公開。配給は東宝東和。















