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チェロを抱えたペドロ・パスカル。初の単独主演作が2027年に日本公開

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チェロを抱えたペドロ・パスカル。初の単独主演作が2027年に日本公開
(C)2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

『マンダロリアン』シリーズで顔を隠し続けた彼が、今度は弓を握る。ペドロ・パスカルが初めてひとりで作品を背負う『ベヒモス!人生の組曲』の日本公開が2027年に決まり、予告映像とポスタービジュアルが解禁された。(フロントロウ編集部)

20年前に故郷を捨てたチェリストが帰ってくる

『ベヒモス!人生の組曲』(原題:Behemoth!)が2027年に日本公開されることが決まった。監督・脚本はトニー・ギルロイ、主演はペドロ・パスカル。北米では2026年12月4日に封切られる。

物語の主人公は、アレックス・セリアンという天才チェリスト。将来を嘱望されながら20年前に故郷ロサンゼルスを捨て、以来アメリカ各地のオーケストラを渡り歩いてきた男だ。彼はなぜ故郷に背を向けたのか。そして20年の時を経て、なぜ帰ってきたのか。人生の傍らにつねにあり、時には彼自身を飲み込もうとする音楽への愛と、謎に満ちた半生が、新たに身を投じた映画音楽の世界で解き明かされていく。

解禁された予告映像に映るのは、これまで見たことのないペドロだ。よどみない弓さばきでチェロを鳴らす手元、譜面を見つめる横顔、感情がせり上がってくる瞬間の表情。派手なアクションも、ヘルメットも、そこにはない。

単独で主演を張るのは、じつはこれが初めて

ペドロ・パスカルにとって、本作は初めての単独主演作にあたる。『ナルコス』で世界的にブレイクし、『マンダロリアン』シリーズの孤独な賞金稼ぎディン・ジャリン役で人気を不動のものにし、『キングスマン:ゴールデン・サークル』『イコライザー2』『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』とヒット作を積み重ねてきた。『マテリアリスト 結婚の条件』では魅力あふれる大富豪も演じている。それでも、作品を丸ごとひとりで背負う立場に立つのはこれが最初なのだ。

年末には『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の公開も控える。キャリアの絶頂で選んだのが、大作でもフランチャイズでもなく、一人の音楽家の内面をたどる物語だったことに、この俳優の現在地が表れている。

『ベヒモス!人生の組曲』ポスタービジュアル
(C)2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

ポスタービジュアルには、暗いホールでチェロに向かうペドロの姿とともに、人生の組曲という副題が刻まれている。原題の「ベヒモス」は旧約聖書に登場する巨獣の名。抱えきれないほど大きなものを背負った男の半生が、いくつもの楽章として並べられていく——タイトルはそう予告している。

ギルロイ、ワイルド、ヴィクター。集まった顔ぶれがただごとではない

監督・脚本のトニー・ギルロイは、『ボーン・アイデンティティー』シリーズの脚本家としてブレイクし、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』『キャシアン・アンドー』シリーズで世界中のファンを熱狂させてきた人物。監督としても、第80回アカデミー賞で主要部門最多ノミネーションを果たした『フィクサー』を手がけている。

共演陣も厚い。オリヴィア・ワイルドは女優としてだけでなく『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』『ドント・ウォーリー・ダーリン』の監督としてもハリウッドで一目置かれる存在。主演・監督・脚本を務めた『Sorry, Baby』(日本未公開)でゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされた新鋭エヴァ・ヴィクター、『これって生きてる?』の快演が記憶に新しいウィル・アーネットも名を連ねた。

本作は現地時間9月25日に開幕する第64回ニューヨーク映画祭で、10月2日にセンターピース作品としてワールドプレミア上映される。映画祭で最初の評価が下されたあと、賞レースの本番が待つ。日本の観客がアレックス・セリアンに会えるのは2027年だ。

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