ヘンリー王子とメーガン・マークルの結婚式、600人が招待、テーマは「エコ」

結婚式の日程

　ヘンリー王子とメーガン・マークルの結婚式は、現地時間の2018年5月19日午後12時に執り行われる。2人が2017年11月27日に婚約を正式発表してから、約1ヵ月後の12月15日に、ヘンリー王子が住むケンジントン宮殿の公式ツイッターアカウントが発表した。

挙式の場所

　2人の挙式はウィンザー城の敷地内にあるセント・ジョージ・チャペルで行われる。セント・ジョージ・チャペルは、ヘンリー王子が洗礼式（※）を受けた場所であり、メーガンを連れて訪れたこともあるこの場所は、ヘンリー王子にとっては縁のある場所。最近では、2005年にヘンリー王子の父チャールズ皇太子がカミラ夫人と結婚式をあげた場所としても知られる。
※生後数日後の赤ちゃんが受ける英国国教会の教会員となるための儀式。

参加人数

　ケンジントン宮殿の公式声明によると、セント・ジョージ・チャペルの結婚式とエリザベス女王主催のランチ披露宴に約600人が招待。このほかに、ヘンリー王子とメーガンは、婚約発表をした場所でもあるフロッグモアハウスでプライベートの披露宴を行い、これには約200人が招待されているという。

王室の参加者

　ウィリアム王子が、ヘンリー王子のベストマン（花嫁の付添人）を務める。また、ウィリアム王子とキャサリン妃の子どもたち、ジョージ王子とシャーロット王女も叔父にあたるヘンリー王子の結婚式で役割を務めると言われている。

セレブの参加者

　ロイヤル・ファミリーのほかに、キャサリン妃の姉弟であるピッパ・ミドルトンとジェームズ・ミドルトンも参加予定。さらに、カナダ首相のジャスティン・トルドーと妻のソフィー・トルドーや、メーガンが出演していた米ドラマ『SUITS／スーツ』から、パトリック・J・アダムスをはじめとしたキャストや製作陣が15人以上招待されているといわれている。

　ハリウッド女優として活躍していたメーガンと、セレブとの交友が深いヘンリー王子の結婚式だけに、ほかにも元スパイス・ガールズのメンバー全員や、女優のプリヤンカ・チョープラー、テニス女王のセリーナ・ウィリアムズ、シンガーのエリー・ゴールディング、ジェームズ・ブラントなどの著名人も招待されている。

噂のパフォーマーが超豪華

　2人の結婚式には、再結成を発表したスパイス・ガールズがパフォーマンスする可能性が、メンバーのメル・Bの発言によって明らかに。また大英帝国勲章を授かるエルトン・ジョンも、結婚式周辺の引退ツアーのスケジュールを変更したことから、結婚式でパフォーマンスする説が浮上している。

バージンロード

　通常の挙式では、花嫁の父親が一緒にバージンロードを歩くことが多いけれど、幼い頃に両親が離婚して母に育てられたメーガンは、母ドーリア・グラントと共にバージンロードを歩くとUs Weekly誌が報じている。

結婚式はエコフレンドリー

　挙式が行われるセント・ジョージ・チャペルを彩るのは、ブナやカバの枝、シデ、ホワイトガーデンローズ、ピオニー、ジギタリスなどの5月に開花を迎える植物。フラワーデザイナーのフィリッパ・クラドッグが手掛けるこの挙式で使用する植物は、王室の敷地内で育てているもので、エコフレンドリーなアレンジになる。

　そんなヘンリー王子とメーガンの結婚式は5月19日に挙げられる。世界中が注目するロイヤル・ウェディングはテレビ放送される。