6月1日に日本公開された映画『デッドプール2』内に登場する、まさかのあのシーン。その撮影がどう行われていたか、フロントロウ編集部が調査した。
画像: 『デッドプール2』の主演ライアン・レイノルズがスペインのプレミアにて。

『デッドプール2』の主演ライアン・レイノルズがスペインのプレミアにて。

 マーベル映画『デッドプール2』で、ライアン・レイノルズ演じる不死身のヒーロー、デッドプールの体が真っ二つに切り裂かれるシーン。

 このシーンはその後の爆笑やり取りにつながるアイコニックなシーンだが、今回フロントロウ編集部が、このシーンの撮影中の写真を入手。アイアンマンの体が真っ二つになるシーンの撮影の舞台裏が明らかになった。

シーンの撮影当日

 「体真っ二つシーン」が撮影されたのは、カナダのバンクーバー。

 セットにはデッドプールのスーツを着たライアンと、ドミノ役の衣装を着たザジ・ビーツの姿があった。

画像1: シーンの撮影当日

 デヴィッド・リーチ監督と何度もスタントの確認をしたライアン。肝心の撮影シーンになると、何やらゴソゴソと動き出した。

画像2: シーンの撮影当日
画像3: シーンの撮影当日

 そのまま瓦礫の中に寝転び、撮影を始めるライアン。次の瞬間、カットの声がかかりライアンが立ち上がると、下半身に着ていたのは、CGでデジタル処理をしやすくする青色のボトムス。

画像4: シーンの撮影当日
画像5: シーンの撮影当日

 さらに次は、上半身だけ青色のトップスを着たデッドプール姿の男性がライアンの隣に座り込んで撮影をはじめた。こうすることで、デジタル処理した後に、“デッドプールの上半身だけ”と“デッドプールの下半身だけ”という2つの部位が並ぶことになる。

画像6: シーンの撮影当日
画像7: シーンの撮影当日

 数分のシーンのために、何度も話し合いながら、この青色のボトムスを着た状態&脱いだ状態でじっくり撮影していた『デッドプール2』クルー。あの衝撃的なシーンには、クルーの細かい計画と地道な努力がつまっていた。

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