ドラマ『ウォーキング・デッド』のアンドリュー・リンカーンが、これまで口を開かなかった降板の理由について明かした。

 今年の10月にシーズン9がスタートする人気ドラマ『ウォーキング・デッド』。今年の5月末にシーズン1から主役リックを演じてきたアンドリュー・リンカーン(44)が降板するという報道が流れていたなか、7月に開催されたコミコンで、アンドリュー本人の口から降板を認めた

 そこではドラマへの思い、そしてドラマを愛してくれているファンへの感謝の気持ちを熱く語ったアンドリューだけれど、降板の理由に関しては話さなかった。

降板の理由とは?

 EntertainmentWeekly Radioでインタビューを受けたアンドリューは、降板の理由はシンプルに家族との時間を過ごすためだと説明。「2人の子供がいて、僕は違う国で暮らしてるんだ。子供たちは大きくなるにつれて、どこにでも連れていけるわけではなくなるだろ。シンプルなことだよ、僕が家に帰る時が来たんだ」と、キャリアよりも家族を優先した決断だったと話した。

画像: アンドリューは2006年に、ミュージシャンのイアン・アンダーソンの娘であるゲイル・アンダーソンと結婚。

アンドリューは2006年に、ミュージシャンのイアン・アンダーソンの娘であるゲイル・アンダーソンと結婚。

画像: 子供はマチルダちゃんとアーサー君がおり、一男一女の父。

子供はマチルダちゃんとアーサー君がおり、一男一女の父。

 ドラマ『ウォーキング・デッド』の撮影は、アメリカ・ジョージア州のアトランタで撮影されることが多い。しかしアンドリューの家族はイギリスで暮らしており、育ち盛りの子供たちの成長する姿を見られないということも、父親として耐えられなかったよう。

 このことについては、アンドリューが演じるリックの息子カールを演じたチャンドラー・リッグスも、「家族の側にいられることを考えると、彼にとって良いことだと思う」と話していたばかり。

 アンドリューはシーズン9の6話までの出演は決まっており、最後の撮影については「最後の2話は、とくに満足のいくものになったよ。コミコンで何千人もの人の前で降板について話して、友達に最後にハグされた時は、『ああ、本当に終わるんだ』という実感が湧いてきたね」と明かした。

画像: コミコンのパネルの最後にはキャストたちにハグされるという感動的なシーンが。

コミコンのパネルの最後にはキャストたちにハグされるという感動的なシーンが。

 そんなドラマ『ウォーキング・デッド』のシーズン9は、今年の秋にFOXチャンネルにて日本最速放送が決まっている。(フロントロウ編集部)

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