ニッキーを“避けた”カイリー
MTVビデオ・ミュージック・アワード(以下VMA)のレッドカーペットで、カイリー・ジェンナーがニッキー・ミナージュと鉢合わせしないようにニッキーを避けた映像を米TMZが公開したことから、囁かれている2人の不仲説。
ニッキーがその不仲説について早速、真相を打ち明けた。
ラジオ番組『Apple Music Beats 1』に出演したニッキーは、「TMZが投稿したレッドカーペットでカイリーが私を避けた動画、私はカワイイって思ったけど。前も言ったけど、もう1度言うわ。私はカイリーが大好きだし、それが変わることはないわ」と、カイリーとの関係が良好であると弁解した。
さらにニッキーは、2人の不仲説が浮上する発端となったトラヴィス・スコットとのビーフ(※)についても触れ、こう語った。
(※)ニッキー・ミナージュVSトラヴィス・スコット
2人のバトルがはじまったのは、ニッキーのニューアルバム『クイーン(Queen)』が、トラヴィスのニューアルバム『アストロワールド(Astroworld)』に阻止されて全米チャートで首位を獲得できなかったことから。
トラヴィスが1位を獲得することができたのは、恋人のカイリーと娘のストーミちゃんをプロモーションに利用したからだと、ニッキーがトラヴィスをディスるツイートをしたことから、バトルが勃発したと言われている。その後に受けたインタビューでも、ニッキーはトラヴィスのPR方法についてディス発言を続けている。
「カイリーは気まずいポジションにいるけど、これはエンターテイメントだから。現実じゃないわ。私がファンのことを大好きなように彼女が大好きよ」
「私は本当にカイリーが大好きなの。だからそんなこと(ケンカ)しないわ。カイリーが恋人の肩を持つのは当たり前。そうでしょ?なかったことを掻き立てるつもりはない。彼女は何も悪いことをしていない。カイリーが恋人をサポートしたこと以外は。カイリーはイケてる子よ」
「これでキャットファイトが始まることはない。これは音楽についてのことだから、彼女は関係ない。彼女は恋人をサポートするという、すべきことをしただけなの。ファンも私これに対して爆弾を投下しないわ。私たちはカイリーが大好きだから」
2018年のコーチェラでは一緒に遊んでおり、プライベートでも仲良しのニッキーとカイリー。
今回の件については、ニッキーが火を噴いた相手がたまたまカイリーの恋人だったというだけであり、カイリーへの愛が変わらないことを説明し不仲説を払拭した。
また、トラヴィスとのバトルについても「これはエンターテイメント」と発言したニッキー。
ラッパー同士の激しいディスり合いのビーフは、ヒップホップ業界では名物と言われ、基本的にはエンターテイメントの一環として行われることが多いことから、ニッキーは今回のバトルが遠回しに演出であることを匂わせている…?
(フロントロウ編集部)