高校時代の恩師が“公開説教”
米連邦政府機関の一部が長期にわたって閉鎖されていたことをきっかけに、ここ最近、政治的な発言をする機会が増えているカーディ・Bのことを一方的に批判する人たちに対し、カーディが「今でも感謝している」という高校時代の歴史の先生ジョアン・ヒルが、フェイスブックでガツンと公開説教をした。
「私のフェイスブックのページで、カーディ・Bが政治的な発言をすることをボロクソに言っている人たちへ。a.多分、あなたよりカーディのほうが北アメリカ史のテストで高い点数をとったはず。b.彼女と比べたらあなたはまったく忙しくない。c.彼女には国全体を動かす力があるし、それを上手く利用して今最も重要なことについて話している…なぜそれを尊重できないの?d.黙って席につきなさい」
破天荒な性格で知られるカーディが、こんな風に庇ってもらえるほど学校の先生と良好な関係を築いていたなんてちょっと意外だが、カーディいわく、ヒル先生が高校時代に厳しく指導してくれたことのありがたみを、大人になった今ひしひしと感じているという。
そんなカーディは、政治的発言をすることへの世間からの批判に臆することなく、つい先日もラッパーの21サヴェージが不法滞在の容疑で身柄を拘束された件をめぐる、アメリカの移民・関税執行局(ICE)の対応について批判。「私たちはこの状況についてよく知り、学んだうえで行動を起こす」とSNSを通じて訴えた。
ちなみに、カーディは米現地時間2月10日に授賞式が開催されるグラミー賞で主要部門を含む5部門にノミネートされており、初受賞が期待されている。(フロントロウ編集部)