先日米Forbes誌に「自力で(self-made)で億万長者になった史上最年少の人物」として認定されたカイリー・ジェンナー。カイリーは、自身がプロデュースするコスメブランド「カイリー・コスメティクス(Kylie Cosmetics)」を立ち上げから数年で大人気ブランドへと成長させたことで知られているが、彼女を「self-made billionaire(自力億万長者)」と呼ぶことがふさわしいのかどうか、疑問に思う人も多いよう。
カーダシアン家の末っ子として、幼いころからメディアへの露出があったため、ブランドを立ち上げる前から知名度や人気を手にしていたカイリー。「最年少ビリオネア」として注目を集める一方で、「カイリーは自力で億万長者になったわけではない」と批判する声が殺到した。
そんななかカイリーは、1枚のネイルアートの写真をインスタグラムに投稿。
その写真にあるカイリーのネイルアートは、ヌーディピンクと100ドル札のアートが施されたデザイン。その写真のキャプションにはこう書きこまれている。
指が青くなるまで(till my fingers blue)
実はこのフレーズは、米ドル札が青いインクでプリントされていることから、指にインクが移り青くなるほど、多くのお金を数える、また、数えられるくらいにお金を持っている様子を例えた表現。
「自力で現在の地位を築いたわけではない」と批判されているカイリーだけれど、本人はこの写真と、自分自身でお金を稼ぎ数えてきたことをほのめかすようなキャプションで、「ビリオネア」としてのプライドを見せつけた。(フロントロウ編集部)