『ジョン・ウィック』が大作をネタに
キアヌ・リーブスが主演を務めるシリーズ映画の最新作『ジョン・ウィック3:パラベラム』の全米公開を5月に控えるなか、同作の公式ツイッターがユーザーを盛り上げるツイートを公開。
『ジョン・ウィック』のアカウントが投稿したのは、先日披露されたばかりの『アベンジャーズ/エンドゲーム』の最新ポスターをネタにしたファンによるパロディ画像。
キアヌが演じる元殺し屋で大の愛犬家であるジョン・ウィックが子犬を抱きかかえる場面写真を、『アベンジャーズ/エンドゲーム』最新ポスター風に加工したもの。
公式アカウントは、この画像を公開したツイートを引用リツイートして、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のキャッチフレーズとして使われる「Whatever it takes(どんな手段でも)」という言葉を投稿した。
どんな手段を使っても標的を処理するジョン・ウィックの信念にも重なるこのキャッチフレーズに、多くのファンが爆笑しているが、『ジョン・ウィック』とマーベル映画には、触れずにはいられない深い関係があった。
マーベル映画との意外なつながり
じつはキアヌは、MCU映画『キャプテン・マーベル』でジュード・ロウが演じるキャラクターを演じる予定だった人物。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』につながる重要な作品として位置する映画への出演をオファーされていたが、『ジョン・ウィック』のスケジュールが重なったため、大作への出演を断った。
さらに『ジョン・ウィック』でプロデューサーを務めたデヴィッド・リーチは、ディズニーのFOX買収によってMCU加入が期待されるマーベル映画『デッドプール2』で監督を務めた人。
『デッドプール2』のクレジッドでは、『ジョン・ウィック』をネタにしたシーンが流れたように、なにかとつながりが絶えないマーベル映画と『ジョン・ウィック』。
そんな背景があるだけに、今回、『ジョン・ウィック』からマーベル映画に歩み寄る形のジョークを飛ばしたことに、コアなファンが驚愕したというわけ。(フロントロウ編集部)