現地時間2019年5月6日に開催されたファッションの祭典メットガラ(Met Gala)。今年もまた予想を超える出で立ちのセレブが集結した。(フロントロウ編集部)

 2019年で第71回目となるMETガラの、今年のテーマは「キャンプ:ファッションについてのノート(Camp:Notes on Fashion)」。主催者のアナ・ウィンターがテーマについて「 “過剰性”や“不自然さ”を愛することかしら」とコメントするとおり、テーマはいつも以上に難解で広義だったこともあって、参加セレブの衣装も多種多様なものに。そのなかから、特にインパクトの強かった10人をご紹介。

レディー・ガガ、脱いで脱いで脱ぎまくる

画像1: レディー・ガガ、脱いで脱いで脱ぎまくる

 会場に、真っピンクなガウン姿で登場したシンガーのレディー・ガガ。それだけでも十分可愛いのだけれど、ガウンの下には真っ黒でシックなドレスが。

画像2: レディー・ガガ、脱いで脱いで脱ぎまくる

 上着を脱いで中からスタイリッシュなドレスがお目見えすることは、よくあること。しかし、ガガはさらに脱ぐ。黒いドレスの下からは、どピンクなタイトドレスが。

画像3: レディー・ガガ、脱いで脱いで脱ぎまくる

 これで終わりだと思った? いえいえガガはこれでは終わりません。最後にはそのドレスすらも脱ぎ払い、黒のランジェリー姿に大変身。手押し車とともに、キュートにポーズをきめた。

画像4: レディー・ガガ、脱いで脱いで脱ぎまくる

太陽神ビリー・ポーター

画像1: 太陽神ビリー・ポーター

 6人の“使者”によって会場に運ばれてきたのは、その抜群のファッションセンスで知られる俳優のビリー・ポーター

画像2: 太陽神ビリー・ポーター

 スタイリッシュな衣装の使者たちに降ろされ、地に舞い降りた“太陽神”ビリー・ポーターは、レッドカーペットで約3メートルにわたる黄金の翼をバサッ!

ジャレッド・レト、自身の「生首」を持って登場

画像1: ジャレッド・レト、自身の「生首」を持って登場

 グッチ(Gucci)の真っ赤な衣装に身を包み登場したジャレッド・レトが、手に持っていたのは、自分にそっくりな生首。よく見れば作り物と分かるとはいえ、髪の毛やひげまでしっかり再現された顔は、なかなか不気味。

画像2: ジャレッド・レト、自身の「生首」を持って登場

 さらにジャレットは、通りがかったシンガーのショーン・メンデスにその首を手渡しビビらせていた。

ゼンデイヤの「光り輝く」シンデレラドレス

画像: ゼンデイヤの「光り輝く」シンデレラドレス

 元ディズニー・スターのゼンデイヤは、ディズニープリンセスのシンデレラのようなドレスで登場。このドレス、ただの青いドレスではない。ゼンデイヤをエスコートしていたロー・ローチ扮する魔法使いが、彼女に魔法をかけると…?

 光り輝くドレスでレッドカーペットをあとにしたゼンデイヤは、シンデレラと同じくガラスの靴を落として去っていった。

ジェンダーレスなハリー・スタイルズ

画像1: ジェンダーレスなハリー・スタイルズ

 2019年のメットガラで、アナ・ウィンターとともにホストを務めたワン・ダイレクションのハリー・スタイルズは、ジェンダーレスなルックで登場。

画像2: ジェンダーレスなハリー・スタイルズ

 自身がミューズを務めるグッチ(Gucci)のデザイナーであるアレッサンドロ・ミケーレに指導をうけて完成したというこのスタイルは、耳は大粒のパールのイヤリングで、手元はネイルや指輪で飾られて、細部にまでこだわった装いが完成された。

舞台衣装の申し子、ジョーダン・ロス

画像1: 舞台衣装の申し子、ジョーダン・ロス

 アメリカで最も舞台芸術が盛んなブロードウェイで、5つもの劇場を監督するプロデューサーのジョーダン・ロス。シンプルでありながら重厚なドレスが、ジョーダンによく似合う。しかし彼が、衣装を広げて中を見せると…。

画像2: 舞台衣装の申し子、ジョーダン・ロス

 ジョーダンが広げた衣装の内側部分から、舞台建築のプリントがダイナミックにお目見え。ポーズによって表情が変わるジョーダンの衣装から目が離せないファンが続出した。

マイケル・ユーリー、男であり女

画像1: マイケル・ユーリー、男であり女

 ドラマ『アグリー・ベティ』のマーク・セントジェームス役で知られるマイケル・ユーリーは、半分女性、半分男性になって登場。

 衣装の右側がタキシード、左側がドレスであるのに対して、メイクをしているのは顔の右側で、ひげを生やしているのは左側。さらに靴は、タキシードにはパンプスを、ドレスにはブーツを合わせ、ジェンダーレスな装いを完成させた。

画像2: マイケル・ユーリー、男であり女

 クィアであることを公言しているマイケルのこの装いには、LGBT+コミュニティから多くの称賛する声が寄せられた。

カーディ・B、乳首をデコる

画像1: カーディ・B、乳首をデコる

 過激なパフォーマンスや衣装で知られるシンガーのカーディ・Bは、メットガラでも期待を裏切らない。

画像2: カーディ・B、乳首をデコる

 そのボリューミーな衣装では、乳首をデコり、おへそや女性器、お尻あたりも切り取られて、女性の身体を強調したデザインに。ダイナミックなこの衣装では移動も大がかりなようで、スタッフ4人がかりでカーディをサポートする場面が見られた。

『美女と野獣』なケイティ・ペリー

画像1: 『美女と野獣』なケイティ・ペリー

 シンガーのケイティ・ペリーは、その明るいキャラクターを衣装にしたかのような、ライト満載の衣装で登場。するとファンの目には、あの有名アニメキャラクターの姿が重なってしまった。それはディズニーのアニメ映画『美女と野獣』のルミエール。

画像2: 『美女と野獣』なケイティ・ペリー

 さらにその後の衣装チェンジではハンバーガーになって登場するなど、終始ファンを楽しませたケイティだった。

エズラ・ミラー、ファンの「脳」を混乱させる

画像: エズラ・ミラー、ファンの「脳」を混乱させる

 その個性的な感性で知られるエズラ・ミラーは、「キャンプ」がテーマの今年のメットガラを「お葬式」と表現する独自の解釈を語り、なんと7つ目になって登場。

動画は2枚目

 エズラの衣装を担当したバーバリー(Burberry)は、エズラが手にもつ不気味な仮面からこちらを覗く動画を公開した。

(フロントロウ編集部)

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