ファンも多いエミリア&ジェイソンカップル
『ゲーム・オブ・スローンズ』でデナーリス・ターガリエン(別名カリーシ)を演じたエミリア・クラークといえば、シーズン1で共演した、劇中での自身の“夫”ジェイソン・モモアと大の仲良し。
一緒にトーク番組に出演した際には、ジェイソンがエミリアを第一優先で扱ってしまったり、お互いの誕生日にはイギリスとアメリカを行き来したりするなど、シーズン1でしか共演していないとは思えないほどの親しさを披露している。
そんなエミリアは、『ゲーム・オブ・スローンズ』の撮影で、とくにジェイソンの存在に助けられたと感じている時があるという。
それは、ヌードシーンの撮影。
『ゲーム・オブ・スローンズ』のシーズン1は、「死ぬほどヌードがあった」と振り返るほど、エミリアの中でヌードシーンの撮影は辛かったよう。しかし当時駆け出しの俳優だったエミリアは、拒否できず、トイレで泣いてから撮影に臨む日々だったと、米ポッドキャスト『Armchair Expert(原題)』で明かす。
しかし、“夫”ジェイソンは、そんなエミリアにこんな言葉をかけてくれたという。
「ノー!スウィーティー。これはオッケーじゃない」
ジェイソンは、当時すでに経験を積んだ俳優。撮影現場の動きが分かっている彼は、エミリアのためにも現場の動きに気を配ってくれたと言い、ヌードシーンでは、いつでもエミリアの手元にローブがあるよう指示してくれたという。
「今なら、(ジェイソンが側にいてくれて)私はどれだけ幸運だったのかって分かる」と語るエミリアは、ジェイソンへの思いを溢れさせた。
「ジェイソンは優しくて、気を使ってくれて、私を人間として心配してくれた」
エミリアとジェイソンが仲良しであることは有名だけれど、その裏には、辛さのなかで絆を深めた日々があった。
(フロントロウ編集部)