MCU映画でスパイダーマンを演じるトム・ホランドが、一時期、業界を揺るがせた「スパイダーマンのMCU離脱」騒動を解決させた時の珍エピソードを明かした。(フロントロウ編集部)

スパイダーマンを救った行動の裏話

 トム・ホランドは、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でスパイダーマン(ピーター・パーカー)を演じてから、単独映画『スパイダーマン:ホームカミング』と『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に出演。さらには、『アベンジャーズ』シリーズ最終章となった映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』にも出演し、MCUで絶大な人気を誇る存在になった。

画像1: スパイダーマンを救った行動の裏話

 ロバート・ダウニー・Jr.が演じたアイアンマン(トニー・スターク)の愛弟子的存在としてもファンから愛されているスパイダーマンを演じたトムは、2019年夏にファンを震撼させた「スパイダーマンのMCU離脱」をめぐる騒動を解決に導いた張本人でもある。

【スパイダーマンのMCU離脱騒動】
 2019年8月、MCUを制作するマーベル・スタジオの親会社ウォルト・ディズニーと、マーベルコミック『スパイダーマン』を映像化する権利を持つソニー・ピクチャーズがパートナーシップを解消しようとしていることが報じられた。これによって、事実上、スパイダーマンのMCU離脱が余儀なくされ、世界中のファンがショックを受けた。
 一時は、スパイダーマンがMCUから引き離されることがほぼ確実視され、スパイダーマンを演じたトムやマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が“別れの言葉”を口にしたが、ファンによる予想以上の反発と、トム本人が両社のトップに考え直すように声がけしたおかげで、スパイダーマンはMCUに残留することで騒動は解決した。

 トム本人が、スパイダーマン映画をめぐり争う、ウォルト・ディズニーのチェアマン/CEOであるボブ・アイガーと、ソニー・ピクチャーズのチェアマンであるトム・ロスマンに、「スパイダーマンをMCUに残してほしい」と直談判。

 ディズニーのアイガーCEOは、この時のエピソードをトーク番組『ジミー・キンメル・ライブ(Jimmy Kimmel Live)』に出演した際に話しており、「トムと交わした電話」が転機となり、スパイダーマンを取り戻すことができたと語った。

 そんな“感動的な電話”の裏話を、今度はトムが同番組で答えた。

画像2: スパイダーマンを救った行動の裏話

「まず、ボブのメールアドレスを教えてくれないか(と関係者に)聞いたんだ。僕はただ感謝の言葉を伝えたかったから。『5年間ありがとうございました。あなたは僕の人生を最高のかたちで変えてくれた。いつかまた仕事ができたら光栄です』ってね。そしたらすぐに返信が来て、電話で話したいと言われた」

 そこでトムとアイガーCEOは電話で話し合うことを約束。その数日後にアイガーCEOがトムに電話をかけてきたのだが、ちょうどその時、なんとトムはパブで泥酔しかけていたことを赤裸々に告白した。

「じつはその日、家族と地元のパブクイズ(※お酒を飲みながらチーム戦でクイズに答えるパブ)に参加していて。1.5リットルくらい飲んでいたんだ。しかも空腹で。そしたら知らない番号から電話がかかってきて、これがボブ・アイガーだって直感でわかった。だけど僕、酔っぱらっているじゃん…。父に背中を押されて電話に出られたよ(笑)」

 エンタメ界で最も影響力のある人物といっても過言ではないアイガーCEOとの会話を、酔っぱらったまましたことを明かしたトムは、「感情的になっちゃったよ。だってこれで終わりだと思ったんだもん」と電話の内容は明かさなかったものの、アイガーCEOとの会話で泣きそうになったことを明かした。

 さらにトムは、今回の騒動についてこう振り返った。

「ソニーが考える未来のスパイダーマンも希望に満ちていたけど、やっぱりMCUから引き離されるのは残念だと思ったよ。だって、スパイダーマンのいるべき場所はあそこだし、そこの世界で個性を見出したから、それが失われるのは心苦しい。でもそうならなくて本当によかった」

 アイガーCEOは、以前出演した同番組で「あの電話でトムの気持ちがよく伝わった」と話していたが、じつはそれはトムがお酒の力を借りて、言いたいことをハッキリ伝えられたからなのかもしれない。(フロントロウ編集部)

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