海外のヘアスタイリストが、2020年にトレンドが予想される最旬ヘアカラーを紹介。どんな色にしようか悩んでいる人は、プロの意見を参考にお気に入りの髪色を見つけてみて。(フロントロウ編集部)

2020年はベーシックカラーが再ブレイク

 2019年はロマンチックなピンクヘアや大胆なネオンヘアなど、カラフルでビビットなヘアカラーも多かったのに比べ、2020年は基本に立ち返ったベーシックカラーが再ブレイクするとプロは予想。

画像: 2020年はベーシックカラーが再ブレイク

 いまセレブたちに大人気のチョコレートブラウンから赤みのあるレッドブラウン、ソンブレやバレイヤージュを駆使したハイトーンカラーまで、2020年に流行が予想される4つのトレンドヘアカラーを紹介。

チョコレートブラウン

 モデルのケンダル・ジェンナーベラ・ハディッドなど、セレブにいま大人気のチョコレートブラウンのヘアカラー。ニューヨークを拠点に活躍するカラーリストのアンジェラ・ソトは、「2020年は明るいブロンドから遠ざかり、より自然なトーンのヘアカラーがトレンドになる」と米メディアRefinery29で予想。

 暗めのチョコレートブラウンはメンテナンスが楽なだけでなく、アンジェラいわく、毛先に少し色を入れるだけで「動きが加わって、自然な立体感を演出できる。(チョコレートブラウンは)髪を明るくしなくてもフレッシュに見えるからオススメ」とイチオシのヘアカラーだとコメントした。

レッドブラウン

 赤みの多いレッドブラウンは、ブラウンヘアのなかでも日本人に似合うヘアカラーのひとつで、肌を明るく見せる色ともいわれている。カラーリストのカリッサ・シャウットによると、「2020年のレッドブラウンはバレイヤージュ(※)にするのがオススメ。どんなアンダートーンでもなじみやすく、赤の良さを引き立たせてくれる」とアドバイス。

※バレイヤージュとは…ヘアカラーに使うハケをほうきに見立てて、サッと掃くように塗るカラーリング法。細かなハイライトを入れることで自然なムラを出し、髪に立体感と動きを与える。

ミルクティーベージュ

 髪色を明るくしたい人にオススメなのが、柔らかいトーンのミルクティーベージュ。カラーリストのマルコム・カスバートによると、2020年はレッドブラウンと同様にミルクティーベージュもバレイヤージュが最もよく映えるとコメント。

 マルコムは「2020年は根元が暗いブラウンで、顔周りや毛先が明るい髪色のヘアスタイルがトレンド入りする」と話し、ミルクティーベージュは地毛が暗ければ暗いほどコントラストが美しいヘアカラーであると明かした。

ハニーブロンド

 ここ数年は、アッシュ系のブロンドが多かったけれど、2020年は黄みがかったハニーブロンドが再ブレイクの予感。しかし、ハニーブロンドは黄みや赤みが強いため、日が経つごとに色落ちしやすいそう。美しい髪色をキープするために、ヘアスタイリストのジョージ・パパニコラスは、「カラーシャンプーなどを使って、自宅でしっかりメンテナンスして」とアドバイスした。

 2020年トレンド入りが予想される4つのヘアカラー。髪色を変えたくなったらぜひ参考にしてみて。(フロントロウ編集部)

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