ジャスティン・ビーバーがカニエ&キムの仲を取り持つ
約3週間前に2020年のアメリカ大統領選挙への出馬を表明して以来、選挙演説で「娘の堕胎を考えた」と暴露したり、妻でリアリティスターのキム・カーダシアンとの離婚を考えているとツイッターに投稿したり、問題発言を連発して精神状態を心配する声があがっているラッパーのカニエ・ウェスト。
現在、カニエは新曲を制作するために、妻のキムと子供たちを自宅があるロサンゼルスに残して、ワイオミング州に所有する牧場つきの豪邸に滞在している。そんなカニエのことを心配して、以前から親交があるシンガーのジャスティン・ビーバーが彼のもとを訪ねていたことを先日フロントロウでお伝えしたが、その際にジャスティンがキムと連絡を取るようカニエを説得していたことが明らかに。
米Peopleによると、ここ数週間、カニエはキムのことを一方的に無視し続けていたそうで、キムからのメールにも電話にも一切返事をしない状態が続いていたという。キムのことを傷つけたという自覚があるからこそ、話をすることでキムと衝突することになるのが嫌で、カニエはキムと向き合うことを避けていたと関係者は説明する。
2016年に重度のストレスのため精神病院に入院し、双極性障害(躁うつ病)であると診断されたことを公表しているカニエに対し、ジャスティンも若くして成功を収め、注目を一身に集める存在になったことが災いして心のバランスを崩してしまったり、昨年2月にうつ病の治療を受けていると報じられたり、カニエ同様、メンタルヘルスの問題を抱えていることで知られる。
ジャスティンはそういったカニエの複雑な事情を理解しているからこそ、「キムとちゃんと話をしたほうがいい」とカニエを説得。普段はあまり周囲の助言を聞き入れないカニエも、ジャスティンの言葉には耳を傾け、その後、自分からキムにメールをして電話で話をしたそう。
キム・カーダシアンとカニエ・ウェストが再会を果たすも…
それからまもなくして、ワイオミングにいるカニエのもとをキムが訪ね、数週間ぶりに夫婦による話し合いが行われた。しかし、ジャスティンが介入したおかげで、せっかく夫婦水入らずの時間を作ることができたにもかかわらず、話し合いは決裂。実際、ワイオミングにある牧場前に停めた車の車内で話し合いをしている最中に、感情的になったキムが大粒の涙を流す姿や、キムを落ち着かせようとカニエが必死に何かを語りかける姿がカメラに捉えられている。
ワイオミングで久々のツーショットを激写されたカニエ・ウェストとキム・カーダシアン。このあと2人は激しい口論となり、キムが大号泣する事態に…。
Peopleに関係者が語った話では、2020年の大統領選出馬は諦めるようキムが説得を試みたが、最後までキムのお願いにカニエが首を縦に振ることはなかったそう。さらに、米TMZによるとキムはカニエに医療機関を受診することも進めたが、カニエはそれすらも頑なに拒否。巷で離婚危機とも言われているが、カニエがキムの助言をまったく聞き入れない現在の状況に、さすがのキムも為す術がなくお手上げ状態だといい、カニエのことを愛しているからこそ苦しい日々を過ごしているという。(フロントロウ編集部)