大坂なおみとコーデーのこれまで
SNSで破局報道を一蹴したことも
過去にはお互いの写真をインスタグラムに載せ合うなど、SNSでも仲睦まじい姿をファンに見せていた2人だが、最近ではそうした投稿はあまり見られず。コーデーはその理由について、「僕たちは親密な瞬間をあまり投稿していません。そういう瞬間は神聖なものだと思っています。実際、交際というのは神聖なものです。ひとたび外部からの影響が入ってきてしまえば、その神聖さが薄れてしまうのです」と米GQに明かしている。
もちろん、SNSに載せていないからといって2人が険悪なムードになっていたわけではない。2022年8月には破局報道が出たこともあったが、その時には大坂選手がコーデーとの写真をツイッターに投稿。「ツイッターを見ている昨日の私たち」とツイートして、仲良しぶりをアピールした。
一緒にメットガラに出席したことも!大坂なおみ選手とコーデーの写真
SNSに登場する頻度こそ少なくなったものの、公の場にはたびたび揃って姿を見せている。
大坂なおみ選手の社会的な活動やメンタルヘルス面もサポートしてきたコーデー
大坂選手といえば、2020年の全米オープンの各試合で、これまでに警官に殺された黒人の名を記したマスクを着用して試合会場に登場し、“黒人の命には価値がある”を意味する「Black Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)」を呼びかけて世界的な注目を集めたが、コーデーも同様に、黒人の人権のために活動を行なってきた。
全米オープンの決勝戦を応援に訪れた際、コーデーは「Defund The Police(ディファンド・ザ・ポリス)」と書かれたTシャツを着用。「Defund The Police」とは、警察への予算の削減を呼びかけるスローガンで、警察による黒人への行き過ぎた暴力に抗議するBlack Lives Matte運動の活発化に伴い、警察よりも、メンタルヘルスやホームレス、ドラッグ依存といった市民を支援する分野に予算を回そうと訴えるこのスローガンを支持する動きが広がっていた。
警官に殺された黒人の名を記したマスクを着けて全米オープンに臨んだ大坂選手と同様に、コーデーもBlack Lives Matter運動に積極的に参加しており、2020年5月に黒人男性のジョージ・フロイドが元警察官によって殺害された際には、その抗議デモに参加。さらに7月には、今年3月に就寝中に黒人女性のブリオナ・テイラーが誤って警察に射殺されてしまった事件に関して、警察官が逮捕されていないことに抗議するデモにも参加したのだが、コーデーはこの時、私有地に侵入した容疑で逮捕。
大坂選手は当時、コーデーの逮捕を受けて「彼らは抗議しているという理由で人々を逮捕してる。そんなのクレイジー」とツイートして、抗議の声をあげた。
そして、2021年に大坂選手がメンタルヘルスを理由に全仏オープンを棄権することを発表した際にもコーデーは彼女をサポート。棄権を発表した大坂選手のインスタグラムの投稿に「誰にも謝る必要はないよ!」とコメントして、彼女に寄り添った。
(フロントロウ編集部)※こちらの記事は2020年9月18日に公開された記事を編集して再投稿したものです。