元ヴィクシーエンジェルで、現在は実業家として活動するカーリー・クロスが、義理の兄と姉であるドナルド・トランプの娘イヴァンカ・トランプとジャレッド・クシュナーに、民主主義について話したと明かした。(フロントロウ編集部)

カーリー・クロス、義理の兄姉はあの2人

 ヴィクトリアズ・シークレットの元エンジェルであり、現在は女性エンジニアを支援する企業Kode with Klossyを運営するカーリー・クロスが、現地時間2021年1月6日に発生した、共和党のドナルド・トランプ大統領支持者による議事堂占拠の暴動について口を開いた。

 当時、議事堂内では、アメリカ大統領選挙の結果を確定させる連邦議会の合同会議が開かれており、敗北を認めないトランプ氏が支持者に議事堂に向かうよう呼びかけていた。

カーリーは民主党支持

 そんなトランプ氏とカーリーは、親戚にあたる。カーリーは、2018年に実業家のジョシュア・クシュナーと結婚。ジョシュアは、トランプ政権で大統領上級顧問を務めるジャレッド・クシュナーの弟で、トランプ氏の娘で大統領選補佐官のイヴァンカ・トランプはジョシュアとカーリーの義理の姉となる。

画像: ジョシュア・クシュナーとカーリー・クロス。

ジョシュア・クシュナーとカーリー・クロス。

 しかしカーリーとジョシュアは2016年の大統領選挙でも民主党に投票しており、トランプ氏の銃愛好や女性の権利に反対する姿勢に対し、銃規制のマーチに参加したり、フェミニストとして活動したりしてきた。そしてカーリーは、暴動を受けてこうコメントした。

 「正当で民主的な選挙の結果を受け入れることは愛国的。それを拒否し、暴力を扇動することは反アメリカ的」

 ちなみに、この暴動が発生した直後、イヴァンカ・トランプが暴動の参加者に止めるよう呼びかけたのだけれど、彼らのことを「アメリカの愛国者たち」と呼んだことが大きな批判を浴びた。彼女はツイートを削除し、別の言い方に変えた。

 しかし、カーリーがトランプ政権の政治家たちと親族であることを知っているファンの中には、ツイートで呼びかけるよりも、力を持つ政治家たち本人に言うべきだと感じた人も。とくに、トランプ氏は無理でも、ジャレッドとイヴァンカとはコンタクトを取ることができるだろうとした1人のユーザーの意見に、カーリーは一言で反応。

 「しようとした」

 外部に言われずとも、アクティビストとして活動してきたカーリーこそ、保守的な親族にフラストレーションを感じている可能性は高い。2020年の大統領選の前には、「この国で政治における価値観が家族と異なる人は、私だけじゃないと確信している」と、発言していた

 政治に対する意見が違う人との対話はストレスが溜まることもあるけれど、それが家族、しかも騒動の当事者ともなればなおさら厄介。しかしカーリーは、身内であるジャレッドやイヴァンカとコミュニケーションを取ろうとしたよう。

 そんなカイリーは現在第1子を妊娠中。ストレスから体に負担がかかってしまうようなことにならないかも心配されている。(フロントロウ編集部)

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