リゾがダヴのアンバサダーに就任
2020年の第62回グラミー賞で最多8部門にノミネートされ、最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞など3部門を受賞したシンガーのリゾが、パーソナル ビューティーケアブランド「Dove(ダヴ)」が取り組む、「セルフエスティーム」プロジェクトによるキャンペーン「ザ・セルフィー・トーク(The Selfie Talk)」のアンバサダーに就任した。
「ザ・セルフィー・トーク」キャンペーンは、ソーシャルメディアをよりポジティブな場にすることを目指し、加工された写真や、歪められた写真などが若者たちに与える悪影響などを周知するためのもの。
「今の世代の方々が、クリエイティブな方法で自分自身を表現していることは素晴らしいことだと感じています。アイデンティティや自己イメージを自分の手でコントロールしている彼らからは、とてもインスピレーションをもらっています」と、リゾはアンバサダーに就任したことを発表した声明で述べ、次のように続けている。
「しかしながら、人々は今までになく、自己イメージや自信について悩みを抱えていると思います。このことは、デジタルに歪められた自分自身を見せなければいけないというプレッシャーの高まりと共に増幅し、実際の自分自身の美しさは十分でない、もしくは『いいね』には値しないという考えを強めているのです」。
リゾがヌード写真で「美しさの基準」を訴える
アンバサダーへの就任を受けて、リゾは未加工のままの自身のヌード写真をインスタグラムで公開している。4月20日から「牡牛座の季節」が始まったことに触れて、季節の始まりを「祝福するために、修正していないセルフィーを皆さんにシェアします」というコメントと共に、裸でソファーに座りながらコーヒーを飲んでいる写真を投稿したリゾ。
「今や、お腹を加工したり、肌を整えたりすることは私にとって普通のこととなってしまいましたが、ナチュラルな状態の私をお見せしたいと思ったのです。ソーシャルメディアのネガティヴな側面を変え、美しさの基準についての会話を変えていくために、ダヴの『セルフエスティーム』プロジェクトと協力できることを嬉しく思います。リアルでありましょう」と続けて綴り、SNS映えのために加工された姿が美の基準となりつつ昨今の状況に、一石を投じたいと意気込みを明かした。
リゾのこの投稿には多くのファンやセレブから称賛のコメントが寄せられており、シンガーのシザは、「あなたには何一つとして欠点がないね。ああ、あなたが大好きだよ。私も(加工されていない)FaceTime中のスクショを投稿したいよ」とコメントした。(フロントロウ編集部)