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米THRが、日本の『ワイルド・スピード』の“ある部分”について大絶賛。その理由に納得。(フロントロウ編集部)

米メディアが大絶賛した日本の『ワイルド・スピード』

 『ワイルド・スピード』シリーズは、2001年に第1作目が公開され、現在シリーズ8作品とスピンオフ1作品が公開されているカーアクション映画。日本では『ワイスピ』という愛称で親しまれており、2021年8月6日には、シリーズ最新作である『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が公開される。

 すでに公開が始まっているアメリカでは、コロナ禍以来、全米最高となるオープニング興行収入約77.5億円(7000万ドル)を記録し、米辛口批評サイトRotten Tomatoesでは、82%のスコアを獲得している。

 そんな本作のアメリカでの正式なシリーズ名は、『Fast & Furious(ファスト・アンド・フュリアス)』であることは、すでに多くのファンに知られている一方、米メディアが日本版タイトルの『ワイルド・スピード』を高く評価している。

日本語タイトルの『ワイルド・スピード』が高評価

 アメリカの有名映画メディアThe Hollywood Reporterは、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のアメリカ公開に合わせ、「『Fast & Furious』の日本語タイトルは素晴らしい(The Japanese Titles for the ‘Fast & Furious’ Movies Are Wonderful)」という記事を公開。アメリカと日本のタイトルの違いを一覧にして、日本語タイトルを絶賛した。

 『ワイルド・スピード』のタイトルについては以前フロントロウでも紹介したが、下記のような違いがある。

【シリーズ1作目】

原題:The Fast and the Furious(ザ・ファスト・アンド・ザ・フュリアス)
邦題:ワイルド・スピード

【シリーズ2作目】

原題:2 Fast 2 Furious(トゥー・ファスト・トゥー・フュリアス)
邦題:ワイルド・スピードX2

【シリーズ3作目】

原題:The Fast and the Furious: Tokyo Drift(ザ・ファスト・アンド・ザ・フュリアス:トーキョー・ドリフト)
邦題:ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT

【シリーズ4作目】

原題:Fast & Furious(ファスト&フュリアス)
邦題:ワイルド・スピード MAX

【シリーズ5作目】

原題:Fast Five(ファスト・ファイブ)
邦題:ワイルド・スピード MEGA MAX

【シリーズ6作目】

原題:Fast & Furious 6(ファスト&フュリアス・シックス)
邦題:ワイルド・スピード EURO MISSION

【シリーズ7作目】

原題:Furious 7(フュリアス・セブン)
邦題:ワイルド・スピード SKY MISSION

【シリーズ8作目】

原題:The Fate of Furious(ザ・フェイト・オブ・フュリアス)
邦題:ワイルド・スピード ICE BREAK

【シリーズ9作目】

原題:F9: The Fast Saga(エフナイン:ザ・ファスト・サーガ)
邦題:ワイルド・スピード/ジェットブレイク

【スピンオフ】

原題:Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw(ファスト&フュリアス・プレゼンツ:ホブス&ショウ)
邦題:ワイルド・スピード/スーパーコンボ

 米THRは日本語版のタイトル『ワイルド・スピード』について、爽やかで、深く考えなくても分かりやすく、自由な発想で楽しめるアーケード・レーシング・ゲームのタイトルのようだと絶賛。「『ワイルド・スピード EURO MISSION』というアーケードゲームをゲームセンターでプレイしている姿が容易に想像つく」とも評している。

 また、特に『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は“最高”と紹介しており、ロック様ことドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムのコンビは、まさに「スーパーコンボ」だとコメントしている。

 そんなシリーズの最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、2021年8月6日に日本公開。(フロントロウ編集部)

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