テイラー・スウィフトからまた挑戦状！難解パズルに『Red』再録版“蔵出し曲”のヒント

更新：2021年8月6日
テイラーがSNSへの投稿を通じて“答え合わせ”。『Red （Taylor's Version）』に収録される“蔵出し曲”のタイトルとコラボアーティストの正体を見事言い当てたファンたちを褒めるとともに、30曲から成る全トラックリストを公開した。コラボアーティストには、フィービー、エド、クリスのほかに、インディー・ポップバンド、フォスター・ザ・ピープルのボーカルであるマーク・フォスターも含まれる。

テイラー・スウィフトがまたファンに出題

　“イースターエッグ（隠しヒント）の女王”の異名をとるシンガーのテイラー・スウィフトが、11月にリリースを予定しているアルバム『Red（Taylor’s Version）』に収録される未公開楽曲にまつわるヒントを投下した。

　ご存じの通り、テイラーは、ジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデ、デミ・ロヴァートといった人気アーティストたちをクライアントにもつ音楽マネージャーのスクーター・ブラウンとの原盤権買収・売却騒動の解決策として、デビューから2018年のレーベル移籍までにリリースした6作のアルバムの再レコーディングを決行中。

　『Red（Taylor’s Version）』は2021年4月に発表した『フィアレス（Fearless）』の再録版『Fearless（Taylor’s Version）』に次ぐ第2弾で、2012年に発売された4thアルバム『Red』の収録曲をレコーディングし直した新バージョンにくわえて、合計で30曲が収録される作品となることが発表されている。

　『Fearless（Taylor's Version）』にも、オリジナル版の制作と同時期に作った未公開楽曲6曲を「From the Vault（蔵出し曲）」として収録したテイラー。

　『Red』には、さらに多くの“蔵出し曲”が収録されるようで、テイラーは、そのタイトルやコラボアーティストにまつわるヒントが隠されたミステリアスな動画を米現地時間の8月5日にSNSを通じて公開。ファンたちの間でさっそく推理合戦がスタートした。

今回はクロスワードパズル！ファンの推理が冴えわたる

　『Fearless（Taylor’s Version）』のリリース前に仕掛けたのと同様に、『Red（Taylor’s Version）』の収録曲をアレンジしたものとみられる幻想的なBGMが添えられた、金庫のようなものからランダムな文字列が飛び出してくる映像を公開したテイラー。今回の映像には、テイラーの好きな数字「13」にちなんで、ランダムな文字列が13個登場する。

　パッと見では何のことやらさっぱりだが、勘の鋭いテイラーファンたちは、これが13×13マスからなるクロスワードパズルであることにすぐに気づいた。

　あるファンが「これはクロスワードパズルだよね」と独自に作ったチャートをツイッターに投稿。これが拡散されると、ランダムな文字列から次々に楽曲や人名として意味を成す言葉を見つけるファンが続出した。

　ファンたちの予想では、9曲分の未発表曲のタイトルと3人のコラボアーティストの名前、そして、テイラーが以前からロングバージョンの存在をほのめかしていた人気曲「All Too Well」の“10分バージョン”の文字が浮かび上がった。

テイラーからご褒美が！　パズルの解き方

　ファンたちが思ったよりも早く答えに辿り着いたことを評価してか、ヒント動画の投稿から数時間が経った頃、テイラーは今度は「次のヒントは『red』が聴けるところにあるよ」とツイート。

　これを頼りに『Red（Taylor’s Version）』のプレオーダー用ページに行くと、21～30までの数字が振られたリストが表示され、穴埋め問題に挑戦することができる。

　ここに、クロスワードパズルで見つけた文字列を試行錯誤しながら当てはめていくと…。

　こんな結果に！

　このパズルに正解すると、蔵出し曲にまつわる情報を解読したことを意味する「I Unlocked the Vault」というメッセージと『Red（Taylor’s Version）』のロゴとリリース日が入った特製のフィルターをゲットすることができる。

テイラーが公開した特製フィルターを使った愛猫メレディスとの写真。

　21～30という順番が正式な収録順かは不明だが、テイラーは「Nothing New」という楽曲でシンガーのフィービー・ブリジャーズと、「I Bet You Think About Me」ではカントリーシンガーのクリス・ステイプルトンと、そして、「Run」では親友で過去に何度もコラボしているシンガーのエド・シーランとコラボしているというのは確かなよう。

　前回に続き、またもや難易度の高いパズルでファンたちを翻弄したテイラー。パズルのおかげで「エキサイティングな午後が過ごせた！」「楽しかった！」と喜んでいるファンは多いが、「もうついていけないよ…」「仕事／学校があるんだけどな」と、平日の昼間に突然降って湧いたテイラーからのサプライズに、ちょっとお疲れ気味な人たちもいる。（フロントロウ編集部）

テイラー・スウィフト、グラミー賞に再録作を提出しない理由が「強い」 - フロントロウ -海外セレブ＆海外カルチャー情報を発信

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