映画『ワイルド・スピード』シリーズに出演しているドウェイン・ジョンソンとヴィン・ディーゼルはいつから不仲に?現在も繰り広げられるバトルについて時系列で解説。(フロントロウ編集部)

2021年10月、リュダクリスがドウェイン&ヴィンの不仲問題に思わず「本音」

画像: 2021年10月、リュダクリスがドウェイン&ヴィンの不仲問題に思わず「本音」

 ヴィンとプライベートでも親しいテズ役のリュダクリスは、面倒なことに巻き込まれたくないと思ったのか、「俺が言えるのは、俺が知るかぎり2人とも立派な大人だということ。すでにロックが自分の口で説明してるし、俺は2人の考えを代弁するつもりはない。だから、彼らの言葉に委ねてそっとしておくことにするよ」とコメント。そして、「それにこれはデリケートなシチュエーションだからね」と付け加えた。

2021年11月、ヴィンがドウェインに『ワイスピ10』への出演を懇願

 ドウェインとの連絡が取れなくなったのか、ファンの力を借りたかったのか、2021年11月8日、ヴィンがインスタグラムにドウェインと写る場面写真をアップ。ドウェインにこう『ワイスピ』出演をお願いした。

 「私の弟、ドウェイン…。そのときが来た。世界が『ワイルド・スピード10(仮)』のフィナーレを待っている。知ってると思うが、ウチの子供たちは君のことを“ドウェインおじさん”と呼んでいる。子供たちと君は今でもホリデー(祝日)にお互いの幸せを願うメッセージを送りあっているじゃないか。とにかく、そのときが来たんだ。レガシーが君を待っている。パブロ(※故ポール・ウォーカーの愛称)との約束を果たすと何年か前に君に伝えたよな。私は君にシリーズの集大成である10作目を史上最高の作品にすることを誓った。愛があるからこそ言う。(10作目に)君は出なければいけない。今の状態のままフランチャイズを去るな。君は非常に重要な役割を担っているんだ。ホブスを演じることができるのは君だけだ。君が立ち上がって、運命をまっとうすることを願っている」

画像: ©Vin Diesel/Instagram

©Vin Diesel/Instagram

2021年12月、ドウェインが出演の要望を拒否、ポールや子どもの名前を出したことを批判

 ヴィンからの“ラブコール”についてCNNから取材を受けたドウェインは、「(ヴィンには)フランチャイズが成功するよう常に応援するが、私が戻ってくる可能性はないと言いました」と語り、出演しない意思に揺らぎはないことを明かしたドウェイン。

 続けて、「ヴィンの最近の投稿は、彼の印象操作の一例でした。ポール・ウォーカーの死と同様に、彼が投稿の中で子供たちのことを持ち出したのが気に入らなかったんです。彼らを(騒動に)持ち込むな。我々はこの件について数ヶ月前に話し、明確な理解を得ていたのに」と、ヴィンがドウェインや世間の同情を引くために子供たちやポール・ウォーカーの名前を出したのだと辛辣に批判。

ジェイコブ役のジョン・シナがコメント

画像: ジェイコブ役のジョン・シナがコメント

 ヴィンVSドウェインの確執についてポッドキャスト『Pardon My Take(原題)』で聞かれた、ドムの弟ジェイコブ役ジョン・シナ。

 「どちらかの味方につくという話ではないと思います。この話の根本はみんなの意見を聞くことだと私は考えます。そして、私は『ワイルド・スピード』シリーズのいちファンとして、フランチャイズの最後にみんなが集結することを望んでいます」と言うと、「私も呼んでもらえたらいいですが、もし誰かにプロとして今回は別の方向に行きたいと言われたとして、仮に私が了承しなかったとしても、それが彼らの望む選択でありプロの意見なのです。それはとても勇敢で、とても正直なことではないでしょうか。だから、ヴィンの視点には重厚さと誠実さがあると思うし、同時にドウェインの視点にも重厚さと誠実さがあると思います」と、この問題をめぐる自らの立ち位置を明確にした。

2023年5月、ドウェイン・ジョンソンの『ワイスピ』復帰が決定!

画像: 2023年5月、ドウェイン・ジョンソンの『ワイスピ』復帰が決定!

 5月に公開された最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のクレジットシーンでホブス役が登場し、次作にホブスが復帰することが示唆された後、ドウェインが「ルーク・ホブスが『ワイルド・スピード』シリーズに戻ってくることが決まった」とインスタグラムで公式に認めた

 「ホブスの復帰に対する世界中のみんなの反応に圧倒された」と、クレジットシーンに対する大きなリアクションに感謝したドウェインは、出演の意思を変えた理由について、「私とヴィンには異なる点があるが、何年も前からのブラザーである我々は、解決することを優先して考えたとき、未来のことを、自分たちよりもはるかに大きな計画について考えたのです」とすると、その「大きな計画」が2人の間での「北極星」になったと認め、「この場合の北極星とは、私たちが愛するフランチャイズのことです。北極星とは、私たちが愛してやまないキャラクターたち、私たちが愛するファンたち。だから、そのすべてを合わせると本当に難しい決断ではないんです。それは「イエス」となるのです」と続けた。

 ちなみにドウェインいわく、2人が仲直りしたのは「昨年の夏」つまり2022年の夏だったという。

2023年5月、ヴィン・ディーゼルがドウェイン復帰にコメント

 ドウェインのサプライズ復帰についてETで聞かれたドウェインはこう反応。

 「この作品には素晴らしいキャストがいます。我々は愛で物事をリードしています。人々が最高の仕事人々が最高の仕事をすることができる環境を作ろうとしています。俳優が本当に望んでいるのは、ユニークなキャラクターを作るためにサポートされていると感じることです。永遠に続くキャラクター、それがこのフランチャイズで見られるのです」

2023年6月、今度はヴィンとジェイソン・モモアに確執?

画像: 2023年6月、今度はヴィンとジェイソン・モモアに確執?

 ヴィンが映画『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』で共演したジェイソン・モモアに“不満を持っている”という証言が関係者から飛び出した。

 Radar Onlineに証言をした関係者によると、ヴィンはその責任の一端がジェイソンにあると考えているそうで、ジェイソンの「主役を食う存在感」や「オーバーな演技」が批評に悪影響を与えたと側近に話しているという。ただし、批評家やファンのあいだではジェイソンの演技が高く評価されており、“『ワイスピ』史上最高の悪役”との呼び声も高い。

 (フロントロウ編集部)

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