シンガーのビリー・アイリッシュが、メットガラでたくさんの人気セレブと会ったときのことを独特の表現で振り返った。(フロントロウ編集部)

ビリー・アイリッシュが大勢のスターに会って感じたこと 

 2021年のメットガラでティモシー・シャラメや大坂なおみらと一緒に共同ホストを務めたシンガーのビリー・アイリッシュが、会場でたくさんの人気セレブに会って感じたことをラジオ番組『The Howard Stern Show(原題)』で明かした。

 覚えている方も多いと思うが、ビリーは、アメリカの文化を称賛するイン・アメリカというテーマに沿って、マリリン・モンローやグレース・ケリー、バービー人形といったアメリカの大女優やカルチャーにインスパイアされたOscar de la Rentaのドレスで登場し大きな話題を呼んだ。

画像1: ビリー・アイリッシュが大勢のスターに会って感じたこと

 そのメットガラについて、ビリーは「有名人が有名人になりきってるって感じ。まさにそういうこと」と言うとこう続けた。

 「あの夜、私が思ったというか感じたのは、有名人は何者でもない(=普通の人と変わらない)ってこと。彼らはただその場に居合わせた人たち。変な気分だった。『この人たちはみんな私と同じクラスにいるクラスメイトなんだ』って思った。この人はちょっとウザいし、この人はすごく好きだし、この人は気が合う。みんなが自分がしていることや言っていることが恥ずかしくて、不安でしかたないって様子だった」

画像2: ビリー・アイリッシュが大勢のスターに会って感じたこと

 皮肉交じりにも聞こえるが、ビリーいわくとても楽しい夜だったそうで「でも、素晴らしかった」と付け加えた。また、まわりが同じ業界の人たちばかりで、スマホを手に写真をねだってくる人が少なかったことも、ビリーにとってはありがたかったといい、「自分と同じような世界にいる人たちのいいところは、(写真を撮ろうと)スマホを取り出して私の顔に押し付けてこないことね。彼らも同じことをされるのを望んでいないから。(その心配がないだけで)すごくほっとする。スマホには本当に手を焼いてるから」と語った。(フロントロウ編集部)

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