サンドラ・ブロックがキアヌ・リーブスの家を訪問していた理由
“良い人列伝”があるほど飾らない性格でホームレスの人々からスタントダブルたちとまで仲良くなり、広い交友関係を持つ俳優のキアヌ・リーブスだが、そのなかでもとくに彼と親しいことで有名な人物たちがいる。
1994年に映画『スピード』でキアヌと共演したサンドラ・ブロックもそのうちの1人で、2006年には『イルマーレ』で再共演。これまでに様々なイベントで2ショットも見せてきた2人については、2019年に、『スピード』の撮影時期に2人が相思相愛だったことも発覚した。
2人が付き合うことはなかったが、当時からかなり気心は知れていたよう。新作映画『ザ・ロストシティ』のSXSWプレミアで、サンドラが米Insiderに、当時の思い出を明かした。
「毎週木曜日に彼の家を掃除していたんですよ。私たちの間の約束みたいなものでした。『スピード』の撮影中に、私がある賭けに負けてしまってね。“もしこれが本当じゃないなら、あなたの家を掃除する”って言ってたんです。私は良い仕事ぶりだったと思いますよ。いくつかの部屋には立ち入らないようにしていたけどね」
サンドラからしてみれば、キアヌの家に毎週行くことがまったく苦ではなかったということで、キアヌからしてみれば、サンドラを毎週家の中に招き入れることが嫌ではなかったということ。
賭けの内容がどのようなものだったかは不明だが、負けの代償が毎週家に掃除に行くことという時点で、2人の親しさが分かる。
とはいえ、それが2人の交流方法だったようで、それ以外に一緒に出かけるといったことはなかったという。サンドラによると、キアヌに会うのは当時でも年に1回か2回ほどだったそう。
2人には2人にしか分からない関係があったのだろうが、はたから見ると、なぜ付き合わなかったんだろうと思ってしまう。しかしサンドラは過去に、「付き合うようなことがなかったから、長いこと友達として仲が良いんだと思います」と、大人な思いを語っている。
(フロントロウ編集部)