ウィル・スミスのビンタ事件の別アングルが話題
現地時間2022年3月27日(日本時間3月28日)に開催された第94回アカデミー賞授賞式で最も話題になったのは、映画『ドリームプラン』で主演男優賞を受賞した俳優のウィル・スミスが、プレゼンターを務めたコメディアンのクリス・ロックにビンタをした出来事。
ステージに立っていたクリスが、ウィルの妻ジェイダ・ピンケット・スミスの坊主ヘアを映画『G.I.ジョー』の主人公に例えたジョークを言うと、ウィルが激怒してビンタ。ウィルは席に戻ってからも「俺の妻のことを言ってんじゃねぇ!」とFワードを使ってクリスを罵倒した。ジェイダは脱毛症に悩んでおり、ウィルが激怒した理由はそこにあると言われているが、クリスが脱毛症について知っていたかどうかは分かっていない。
騒動から数日、この出来事を違うアングルからとらえた映像が話題になっている。
その映像は、ウィルとジェイダの後ろの席に座っていた人が撮影したもの。ウィルがクリスをビンタした後からの様子が収められており、そこにはしっかりとジェイダの反応も収められていた。
ジェイダはビンタに笑っていた!?
ビンタ後にウィルが自分の座席に戻り、クリスがそれを笑いに変えようと「ウィル・スミスにボコボコにされました」とジョークを飛ばすと、会場の多くの人と同様に、ジェイダも体をゆすってその言葉に笑っている姿が動画に収められている。
Why is Will disrespectful action was funny to her? #SlapChrisRock #istandwithchris pic.twitter.com/uaR4qsuaLG
— ���� (@LoboLangWorld) March 31, 2022
その後、ウィルが「俺の奥さんのことを言ってんじゃねぇ!」とFワードを使って怒鳴ると、ジェイダの表情は見えないが、クリスの反応をじっと見つめているように見える。
そしてクリスが再び「これはテレビ史上最高の夜でしょう」とジョークを言って会場から笑いが起きると、ジェイダも手を軽く叩くようなそぶりを見せて笑っているよう。
これまでジェイダの様子は不明だったものの、じつは笑っていたことがこの動画によって明らかになった。
騒動後、ウィルはアカデミー賞やクリスに正式に謝罪。ジェイダは、「今は癒しの時期で、私はそのためにここにいます」というメッセージをインスタグラムに載せた。一方で主催者の映画芸術科学アカデミーは、「アカデミーは、昨夜の授賞式におけるスミス氏の行動を非難します。私たちは、この件に関して正式に調査を開始し、私たちの内規、行動基準、およびカリフォルニア州法に従って、さらなる措置と結果を検討していきます」と声明を出している。
(フロントロウ編集部)