2022年6月 12歳少女へのグルーミング疑惑
2016年に、エズラが、当時12歳だったアメリカ先住民族のスタンディングロック・スー族の活動家トカタ・アイアン・アイズを洗脳し、アルコールや薬物を与えていたとして、少女の両親から訴えられたことが明らかに。法廷申請書のなかでは、エズラはトカタに対して性的搾取を行なうことを目的に接近して精神的に支配し(※)、薬漬けにしたと主張されている。
※この行為はグルーミングと呼ばれる。
薬物関連では、エズラは19歳だった2011年にマリファナの所持で逮捕されているが、その後容疑は取り下げられた。
トカタはインスタグラムで、「私は今、実家にいるあいだに耐えざるを得なかった感情的・心理的操作の深刻さに気づいています」「私は大人です。私には自分の体に権限を持つ資格があります」と疑惑を否定しているが、両親は、トカタはスマートフォンを持っていないため、エズラが投稿したのではないかと主張している。
2022年6月 不可解な画像をSNSに投稿
トカタへのグルーミング疑惑が浮上したものの、当時エズラの居場所は不明で、裁判所も所在を確認できていなかった。それを知ってか、エズラはSNSに5枚のミーム画像を投稿。
1枚の画像は、「人々」という人物が「自分」という人物に花束を渡そうとしており、花束には「頭痛」という文字がつけられているというもの。2枚目の画像は男性が吐いているイラストで、「誰に向かって話してんだって言うべき時に、自分が良い人だったことを思い出している自分」という文字が描かれていた。
そして残りの3枚は文章だけの画像で、以下のような内容だった。
「これは異次元からのメッセージだ」
「あなたは私に触れることはできない。私は別の世界にいる」
「私は、否定的な人々や彼らの悪意から守られている。私の精神、心、体、魂、そして成功は、誰の妬みによっても変わることはない。私は、人々が私に投げつけようとするすべての否定的なものから保護されている。無意識のうちに、そして意識的に。隠れた敵である仲間はすべて排除する」