騒動後に自殺を考えた
相次ぐスキャンダル発覚によって人生が狂い始めたとき、自殺することも考えたというアーミーだが、別れた妻のエリザベス・チェンバースとの子であるハーパー(8)とフォード(6)のことを考えて踏みとどまったという。
「溺れるか、ボートに轢かれるか、サメに食われるか、そのどれかになればいいと思いながら、ただ海に出て、泳げるところまで泳ぎました。でも、子どもたちがまだ岸にいることに気づき、子どもにそんなことはできないと思いました」
先輩俳優のロバート・ダウニー・Jrが救いの手
アーミーがリハビリ施設で治療を受けるための費用を俳優のロバート・ダウニー・Jrが肩代わりし、施設を退所したあとの滞在先も提供したと報じられたが、その話は事実だった。
「ロバートもそのひとりですが、挫折を経験した人たちが、新しい道を歩むことで救いを見出すという例はどこにでもあります。それが、昨今のキャンセル・カルチャーや意識の高い暴徒(Woke Mob)に欠けているものだと思います。悪いことをしたらすぐに捨てられ、更生の機会も与えてもらえません。人々は自分たちを守るために、私のような人間を火の中に放り込みますが、彼らのやっていることは火を大きくしているだけです。そしてその火は今、制御不能となり、みんなを焼き尽くしてしまうのです」