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聴覚障害者にとってライブ体験をよりアクセシブルにする手助けをするコンサート手話通訳士たち。海外のコンサートではどれだけ普及しているのか? そして、日本の現状は? 海外の事情を調べるとともに、音楽関係者や当事者に取材した。(フロントロウ編集部)

リアーナのハーフタイムショーの手話通訳士が話題に

 史上3位の1億1,300万人が視聴したとされる第57回スーパーボウル。リアーナによるハーフタイムショーは試合よりも視聴数が500万人も多かったそうで、大きな話題を集めた。

画像: リアーナのハーフタイムショーの手話通訳士が話題に

 そんなハーフタイムショーでリアーナと競る勢いで視聴者の視線を集めたのが、リアーナのパフォーマンスの手話通訳を行なったジャスティーナ・マイルズ(Justina Miles)さん。彼女は黒人の聴覚障害者として史上初めてスーパーボウルのハーフタイムショーとプレショーで手話通訳を担当したのだが、表情や仕草をコロコロと変えてリアーナの楽曲を表現するスキルに、世界中から拍手喝采が集まった。

 ここ日本でも、ツイッターを中心にジャスティーナ・マイルズさんのパフォーマンスが拡散。それに合わせて、日本のライブコンサートでの手話通訳事情は?という声も聞こえている。そこで今回は、コンサート手話通訳とはどのような内容なのか、そして海外での事情、さらに日本の現状などを調べた。

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