海外セレブが愛用するフィンランド発のスマートリング「Oura リング」をフロントロウのエディターがレビュー。日本でも一部のソフトバンクショップ(直営店)の実店舗で販売がスタートした、注目のスマートリングを実際に使ってみて生活はどう変わった?(フロントロウ編集部)

海外で大人気のスマートリング「Oura リング」とは?

 近年海外で需要が高まっている指輪型のウェアラブルデバイス「スマートリング」の中でもとくに人気なのが、フォンランド発の「Oura リング」。

画像1: 海外で大人気のスマートリング「Oura リング」とは?

 2013年にスリープトラッカーとして誕生し、今では医療グレード並みの包括的な健康管理ができるスマートリングとして進化した「Oura リング」は、生体信号に基づいて睡眠、活動量、心拍数、心拍変動、体表温、呼吸速度、血中酸素飽和度を測定して分析。アプリと連動させることで健康状態の把握と改善をサポートしてくれるデバイス。

 医療機器ではないものの、研究用センサーと同等の高精度なセンサーを搭載し、安静時の心拍数は医療用心電図(ECG)と比較して、なんと99.9%の精度で測定。睡眠や体温といった部分でも、圧倒的に高精度のセンサーを使った分析を可能としている。

画像2: 海外で大人気のスマートリング「Oura リング」とは?

 その精度の高さから、NBAのバスケット選手をはじめとしたアスリートに支持されていて、ミランダ・カーやキム・カーダシアンなどのセレブも愛用。一見デバイスには見えないほどのデザインのオシャレさも人気の秘密で、生活になじんでくれる。

画像3: 海外で大人気のスマートリング「Oura リング」とは?

エディターが3週間使ってみた

 そんな「Oura リング」の第3世代モデル「Oura Ring Gen3 Horizon」を、フロントロウのエディターが実際に3週間お試し。

画像1: エディターが3週間使ってみた

 使い始める前に、まずアプリで必要情報を入力。達成したい目標や現在の睡眠状態、睡眠に影響を与えている生活事情、そして身長や体重といった個人情報を入力したら、後は常に身に着けて過ごすだけ。ちなみに今回は、専用アプリの全ての機能を利用できる「Oura メンバーシップ」に加入して、いざ「Oura リング」生活をスタート。

画像2: エディターが3週間使ってみた

まさかの睡眠の悩みが発覚!向き合うきっかけに

 「Oura リング」を使ってもっとも衝撃を受けたのが、自分の睡眠の質について。昨今眠りの質についてよく耳にすることはあるものの、自分自身は基本的にいつも寝つきがよく深く眠れているため、眠りに関してはわりと自信がある方で、気になるのは平日の睡眠時間の短さくらいかなという軽い気持ちだった。ところが使い始めて発覚したのが、「レム睡眠」が極端に少ないこと。いつもグラフが真っ赤になっている。

画像1: エディター撮影

エディター撮影

 「Oura リング」は元々スリープトラッカーとして誕生しただけあって、覚醒、軽度、深部、急速眼球運動(REM)睡眠の4段階での分析により、睡眠時間や睡眠効率、安眠度、深い睡眠の比率、レム睡眠の比率、入眠にかかった時間をスコアとして表示。この中で私の睡眠では、記憶の統合や学習、創造性と関連するレム睡眠のスコアのみがかなり低いことが明らかに。

 これまで睡眠に関する悩みを実感することがなかっただけに、この結果には正直びっくり。自分では気づけなかった問題に気づくきっかけになった。

アクティブに過ごすモチベが上がる

 日々のワークアウトが趣味のエディターにとって、「Oura リング」はよりアクティブに過ごすモチベーションを高めてくれる存在にもなった。

画像2: エディター撮影

エディター撮影

 1日の消費カロリーや目標カロリーへの進捗状況、歩数だけでなく、トレーニング頻度やトレーニング量、回復時間などもスコア化。ワークアウト時の心拍数や、正確な消費カロリーが計測できて、その都度フィードバックももらえる。毎日データが蓄積されることでモチベーションに繋がり、座りっぱなしの日には動かないと…という気持ちを高めてくれた。

 しかも記録できるワークアウトの種類がかなり細かく、強度も3つのレベルから選択して記録が可能。ワークアウトの記録を振り返りやすくするという意味でも役立ってくれた。

画像: 選択できるワークアウト(一部) エディター撮影

選択できるワークアウト(一部)
エディター撮影

ゆらぎのあるコンディションと向き合えるように

 「Oura リング」を使うことで起こった変化には、自分のコンディションをしっかり把握して向き合うようになったことも大きい。

 これまでの生活では、自覚するほどの疲れや眠さがない限りは、コンディションに関して考えることはなかったけれど、「Oura リング」は、コンディションのスコアとして心拍数や心拍変動、体表温、呼吸速度などをデータで測定できて、指標ごとに毎日「最適」や「良好」「注意」と診断。以前よりも自分の日々のコンディションを意識するように。

 しかもコンディションに合わせて「今日は気持ちよくなることだけしましょう」や、「楽しいことをしてみましょう」、「無理をしないようにしましょう」といったアドバイスで励ましてもくれるので、コンディションに沿った過ごし方を心がけられるようになった。

画像3: エディター撮影

エディター撮影

 ちなみに、アクティブに運動してストレスフリーに生活し、さらに早く寝た日と、座りっぱなしでいた日や夜遅くまで飲酒した日、夜更かしをした日とでは数値の差は一目瞭然で、生活習慣を見直すきっかけにもなった。身体に良くないことがわかっていても、いざ数値でその結果を見ると考えさせられるものがある。

 また体表温変化測定により、最大30日前までの生理予測が可能。実際に月経周期の後半に見られる体表温の上昇がフィードバックとして表示されるなど、ただ生理日を入力するだけよりも高い精度の月経周期管理ができる。

画像: ゆらぎのあるコンディションと向き合えるように

 今回エディターが試した「Oura リング」の第3世代モデル「Oura Ring Gen3 Horizon」は、ソフトバンクショップの一部店舗(直営店)およびSoftBank SELECTION オンラインショップで購入が可能で、「Oura リング」を実店舗で購入できるリテール展開はアジアで初。気になる人はぜひチェックしてみて。(フロントロウ編集部)

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