ワン・ダイレクション時代以来、8年ぶりに来日したルイ・トムリンソンにインタビュー! 自身のドキュメンタリー映画『ALL OF THOSE VOICES』のジャパン・プレミアのために日本へやってきたルイに、映画や、日本に来る機会がなかった8年間のこと、最新アルバム『フェイス・イン・ザ・フューチャー』、ワン・ダイレクションへの思い、そして来月ここ日本からスタートするワールド・ツアーなどについて訊いた。(フロントロウ編集部)

ルイ・トムリンソンが1D時代以来8年ぶりに来日

 ルイ・トムリンソンワン・ダイレクション時代以来、およそ8年ぶりに来日して、 TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催された自身のドキュメンタリー映画『ALL OF THOSE VOICES』のジャパン・プレミアに、チャーリー・ライトニング監督と共に出席した。

画像: ルイ・トムリンソンが1D時代以来8年ぶりに来日

 3月22日(水)より全世界同日で期間限定公開される本作は、ワン・ダイレクションの活動休止前最後のコンサート・シーンから始まり、ルイの未公開のホーム・ムービーや、完売した2022年のワールド・ツアーの舞台裏などを通して、超人気グループからソロ・アーティストになるまでのルイの新たな人生への葛藤と挑戦を描いた作品。『ALL OF THOSE VOICES』というタイトルは、ルイが2022年11月にリリースしたソロとしてのセカンドアルバム『フェイス・イン・ザ・フューチャー』に収録されている「Bigger Than Me」の歌詞にも登場するフレーズで、ルイは同曲で次のように歌っている。

 「いろんな人たちの声(All of those voices)も さまざまな選択肢も / もう僕の耳には届かない / もう何も聞こえない

 ルイは映画のタイトルに込めた思いについて、今回の来日時に実現したフロントロウ編集部との単独インタビューで、こう教えてくれた。「僕の仕事にはあらゆる意見がつきものだという状況を表現しています。ご存知の通り、『こうしたほうがいいよ』っていうことをみんなから言われるわけです。メディアもそうですし、レコード会社にいる人たちも、みんながそれぞれの意見を伝えてきます。なので、このフレーズは、そうした意見を最大限にリスペクトして、そのうちのいくつかは考慮しつつも、もっと自分の内側に目を向けて、外からの影響を心配しすぎずにやりたいことをやろう、ということを意味しています」

 ご存知の通り、パンデミックによる来日公演の中止という不可抗力も含めて、ルイが来日する機会に恵まれなかったこの8年という期間は実質、ワン・ダイレクションの活動休止を経てソロとしてのキャリアをスタートさせてからの期間でもある。1Dの愛称で愛されてきた世界的なポップグループのメンバーとして巨大な名声を得て、活動休止後も周囲から様々な意見を寄せられながらも、ルイは自分の道を信じて突き進んで、最新アルバムではついにソロでは初となる全英1位を獲得。今やソロとしてもスターとしての地位を確立した。ルイのソロとしての軌跡を追ったこの映画で観ることができるのは、とりわけ日本のファンにとっては貴重すぎる、日本に不在だった間の記録となっている。

画像: ジャパン・プレミアで舞台挨拶を行なったチャーリー・ライトニング監督とルイ。

ジャパン・プレミアで舞台挨拶を行なったチャーリー・ライトニング監督とルイ。

 フロントロウ編集部は8年ぶりの来日で終始嬉しそうに笑顔を浮かべていたルイと会い、映画にちなんで日本に不在だったこの8年の活動について振り返ってもらいながら、最新アルバム『フェイス・イン・ザ・フューチャー』についてや、日本での思い出、早くも来月また来日してここ日本からスタートさせるワールド・ツアー、そしてワン・ダイレクションへの思いまで、様々なトピックについて質問。ルイはその一つ一つに真摯に、そして丁寧に答えてくれた。

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