かつてアメリカのディズニーランドでキャラクターとして働いていたキャストが、ゲストによるセクハラ被害を告発。(フロントロウ編集部)

キャストが“こんな発言”をしたら助けを求める合図かも!?

 キャラクターに扮するキャストには、「いかなる時もそのキャラクターを演じることを全うしなければならない」という鉄の掟があるため、不用意に声を上げるようなことはできない。そのため、キャストのなかには、キャラクターの設定を壊さずにSOSを発していたという人も。

画像: キャストが“こんな発言”をしたら助けを求める合図かも!?

 ディズニーランドでシンデレラとして働いていたことがあるというブレアと名乗る女性は、シンデレラの継母の猫である“ルシファーの話”が助けを求める合図だったそうで、「私が突然、ルシファーの話をしはじめたら、スタッフが私をその場から連れ出してくれました。お尻を触られても『やめて』とは言えません。シンデレラはそんなこと言いませんから…。(お尻を触る行為は)当然悪いことですが、私はキャラクターを演じているわけで、子どもの目の前で父親に『お尻を触らないでください』と注意して、子どもたちの体験を台無しにするわけにはいきません」」とポッドキャスト『The Tiny Meat Gang Podcast(原題)』と語った

 かつてティンカーベル役として働いていたという女性もブレアと似たような手法を用いていたそうで、「ドレスの中はどうなってるの?」と聞かれたら、「あなたは私のドレスの中がどうなってるのか知りたいのね?もちろん中にあるのはピクシーダスト(魔法の粉)よ!」、不適切に触られた場合は、「みんな、彼は海賊よ!彼は私がドレスの中に隠し持ってるピクシーダストに触れようとした!」と返すなどして、遠回しに自分の身に何が起きたのか周囲に伝えることでセクハラ客を撃退していたと米掲示板のRedditで明かしている。(フロントロウ編集部)

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