自称“有名インスタグラマーの女”が機内で他の乗客と揉める
アメリカン航空の飛行機の機内で、女性と別の乗客が揉めているところを撮影した動画がネット上で拡散され話題になっている。
動画には、グレーのタイトなボディスーツを着た女性がある乗客と口論になり、Fワードと呼ばれる放送禁止用語を用いながら「私は間違ったことは何もしない」「黙れ」などと、暴言を吐く様子が映っていた。女性はその様子を見ながら笑っていた乗客たちのことも罵倒し、さらに飛行機から降りる際、他の乗客が自分のことを撮影していることに気づくと、「私を撮って。私はインスタグラムで有名だから。このクソ野郎」と捨て台詞を残して去った。
動画が撮影された日付やフライトに関する情報、口論の原因などは明らかになっていない。また、飛行機を追い出されたと伝えているメディアもあるが、女性が自分の意思で降りたのか、強制的に降ろされたのかは現時点では不明。
その後、この女性の正体がリアリティ番組『Bad Girls Club: Miami（原題）』のシーズン5に出演していたモーガン・オスマンであることがわかった。先月、ブリトニー・スピアーズとサム・アスガリが離婚を発表した際に、“サムと昔付き合っていた”と主張したことでも知られるモーガンは、自身のインスタグラムに「あれは私」と投稿し、機内で撮影された映像に映っているのは自分だと認めた。
なお、彼女の言うとおり、本当にインスタグラムで有名なのかという点については、米TMZが身元を特定した時点でのインスタグラムのフォロワー数は100万人に満たない約97万5,000人だったが、同メディアは「今回の出来事のおかげで彼女はそこ（100万人）に到達するだろう」と予想している。ただし、米掲示板のRedditでは「みんなに自分は有名だと自己申告している時点で有名ではない」といった辛らつな言葉もある。
ちなみに、アメリカン航空の飛行機では、今年7月にも乗客が後方を指差しながら「あの乗客は実在しない」などとわめき散らし、飛行機から降ろされる騒動があった。
