イスラム教徒やLGBTQ+を揶揄するような投稿をいいね
10月初めにイスラエルとパレスチナ紛争が激化し始めた時、ハリウッドの同僚たちが騒動について沈黙することを批判していたノア。
11月初めには、イスラエル人作家のノア・ティシュビーが投稿した、親パレスチナを批判する風刺動画をノアがインスタグラムでいいね。
この動画では、親パレスチナの大学生に扮した出演者たちが、パレスチナは「とても歓迎的でインクルーシブ」だと呼び、LGBTQにハマスのHもつけて「LGBTQH」だ、「反ユダヤ主義ではなく人種フルイッドだ」と言ったり、ハマスの「自由戦士」の衣類について「ヘッドピースがいいですね。抑圧シックですね」と言ったりする。
イスラム教徒やLGBTQ+コミュニティへの差別・偏見が含まれていると強く反発があった動画をノアがいいねしたことには大きな批判が集まり、ノアはその後いいねを消した。
『エイブのキッチンストーリー』でパレスチナ系の役を演じていた
今回の騒動を受けて、2020年のノアの主演映画『エイブのキッチンストーリー(原題:Abe)』に再注目が集まっている。
ノアが演じるのは、イスラエル人とパレスチナ人のハーフである12歳の少年エイブ。料理人を夢見る彼は、ブラジル人シェフの助けを借りて、家族を隔てる文化の壁を取り除くための理想的なレシピを見つけようとする。
パレスチナに対する激しい攻撃を支持するような姿勢を見せているノアが、パレスチナ人ハーフを演じたことや、両者の共存を願うメッセージを持つ映画に出演したことには、「がっかりした」「その思想でこの映画にどうやって出られた」などという声が集まっている。