グラミー賞8冠のベックが、9月18日発売のニュー・アルバム『ライド・ロンサム』から3曲目となる新曲「ディスアピアリング・アクト」をリリースした。あわせて、日本だけの仕様となるアナログ盤の発売も決まっている。(フロントロウ編集部)
プロデュースは本人、ミックスはナイジェル・ゴドリッチ
かつての仲間と同じスタジオに集まり直した——そう報じたのが7月半ば。あれから約1カ月、ユニバーサル ミュージックの発表によると、ベックのニュー・アルバム『ライド・ロンサム』から3曲目の新曲「ディスアピアリング・アクト」が届いた。
「ライド・ロンサム」「イン・ザ・ナイト」に続く先行曲となる同曲は、夕暮れ時に差し込む柔らかな陽射しのような温もりを感じさせる一曲だという。アコースティック・ギターとオーケストレーションが織りなす幻想的なサウンドの波に、崇高で引き込まれるようなボーカル・メロディが重なる。プロデュースを手がけたのはベック自身で、ミックスを担当したのはナイジェル・ゴドリッチだ。

帯に書かれた一文が、このアルバムの正体を言い当てている
同時に発表されたのが、日本語帯付き仕様のアナログ盤だ。日本限定の仕様で、輸入盤LPに日本語の帯が巻かれる。
その帯に刷られた一文が、じつはこのアルバムの中身をいちばん短く言い当てている。「孤高の旅も道連れ。数十年目の再会地点」——続けて、『シー・チェンジ』『モーニング・フェイズ』に並ぶ名作の誕生であること、当時のバンド・メンバーが再集結したこと、ベック本人がプロデュースしゴドリッチがミックスを担当したことが記されている。

「数十年目の再会地点」という言い方は、決して大げさではない。本作に集まったのは、スモーキー・ホーメル、ジョーイ・ワロンカー、ジャスティン・メルダル=ジョンセン、ロジャー・ジョセフ・マニング・ジュニア、ジェイソン・フォークナーといった面々。1998年の『ミューテイションズ』、2002年の『シー・チェンジ』、そしてベックに初のグラミー賞年間最優秀アルバムをもたらした2014年の『モーニング・フェイズ』を一緒に作り、一緒に演奏してきたバンドメンバーだ。『ライド・ロンサム』は、グラミー賞を受賞した『ハイパースペース』以来となる全曲新録のアルバムでもある。
日本盤CDには特典も
日本盤CDは歌詞・対訳付きの日本独自紙ジャケット仕様で、価格は3,300円(税込)。先着購入者特典も決まった。一般特典はモノクロのポートレートをあしらったステッカー(縦9×横5cm)、Amazon.co.jpでは24×24cmのメガジャケが用意される。ただしAmazonには特典が付かないカートもあるとのことなので、そこは確認したほうがよさそうだ。

ベックは2024年にアコースティック・セットで、2025年には「NANO-MUGEN FES. 2025」への出演と東京・大阪での単独公演で来日している。全12曲を収めたアルバム『ライド・ロンサム』は、9月18日(金)発売。
















