トム・ホランドがスパイダーマンに望む俳優を名指し、その「彼」とは


現在スパイダーマンを演じるトム・ホランドが、いつか自分の後を継ぐ“次のスパイダーマン”について、ある若手俳優の名前をあげた。自身がかつて先輩から受けた支えを、今度は次世代に手渡したいという思いも語っている。(フロントロウ編集部)
後継候補にあげたのは『アドレセンス』の新星
米『Hollywood Reporter』などによると、トム・ホランドは英『Esquire』誌のインタビューで、将来スパイダーマン役を引き継いでほしい候補として、ドラマ『アドレセンス』で一躍注目を集めた若手俳優オーウェン・クーパーの名前をあげた。
「オーウェン・クーパーは最高だろうね。彼は明らかに才能にあふれているし、いま話題の中心にいる」とホランド。あくまで本人の希望であり、起用が決まったわけではないが、現役のスパイダーマンから具体的な名前が飛び出したことで、ファンの間では「世代交代」への想像がふくらんでいる。
“メンター”の役割を次の世代へ
この発言の背景には、ホランド自身の経験がある。
彼は「最初の3作で、ロバート・ダウニー・Jr.が僕にとって素晴らしいメンターでいてくれた。次に来る誰かにとって、僕もそういう存在になれたら」と語った。マーベル作品でアイアンマン=トニー・スタークに導かれた自分のように、いつか自分が若い後継者を支えたいという思いがあるようだ。スターが次の世代へとバトンをつなぐ意識を口にしたことに、温かい反応が寄せられている。
ちなみに、名前があがったオーウェン・クーパーは、ドラマ『アドレセンス』での衝撃的な演技で世界的に評価され、いまもっとも勢いのある若手の一人。ホランドが「話題の中心にいる」と評したとおり、各方面から熱い視線を浴びる新星だ。もっとも、ホランド自身は当面、現役のスパイダーマンとして主演最新作に全力を注ぐ立場。世代交代はあくまで“いつか”の話であり、まずは目の前の新作が控えている。
AIにも言及「創造性には魂が必要」
同じころ、ホランドは創造性をめぐる持論も語っている。
米Deadlineによると、スペインのトーク番組に出演した際、近年話題のAIについて「創造性はAIから守られている。創造性は人間の経験に関わるものだからだ。感情があり、互いを理解する力がある」と発言。「AIはデータを処理できても、人の感情は理解できない」「AIには魂がない」とも語り、表現する仕事の核心は人間にしかないという考えを示した。創作の現場でAIの活用が議論されるなか、第一線の俳優が明確に“人間の感情”の価値を語ったことは、多くの作り手の共感を呼んだ。スパイダーマンの“次世代”を見据えつつ、俳優としての哲学ものぞかせたホランド。その言葉にも、改めて注目が集まっている。













