8月5日、約3年ぶりとなる『テッド・ラッソ』の新シーズンが配信を開始した。第1話が世界配信されると、批評家から賛否両論の声が上がった。(フロントロウ編集部)
「復活の意義が見えない」vs「魅力を失っていない」

米Yahooが紹介した複数の批評を見ると、評価が大きく分かれていることがわかる。
否定的な評価には厳しいものが並んだ。IndieWireは、シリーズ復活の必要性を十分に示せていないと指摘し、The Independentは、全盛期をすぎたベテラン選手のようだと評した。The Guardianは、従来どおりの心地よい作風を保っていると評し、米Time誌は、女子サッカーという題材を十分に生かせていないと批判した。
一方で、肯定的な評価も寄せられた。Colliderは「新しいものを積み上げ、大切なものを失わなかった」と述べ、New York Postは、シリーズに新たな活力をもたらしたと評価した。The Hollywood Reporterは「これほど温かく、誠実な作りのシリーズはほかにない」としながらも「行き先に迷いが見える」と付け加えた。
批評が割れた理由のひとつは、「S3」への評価の落差にある。S3は2023年の最終回までに評価が分かれ、S4には、前シーズンで指摘された課題からの立て直しを期待する声もある。「あれだけ終わらせると言っておいて戻ってきた」という違和感が、肯定的な批評では『新たな挑戦』、否定的な批評では『復活の必然性に乏しい続編』と受け止められている。
「女子チームのコーチ」という挑戦と、タニア・レイノルズ
S4では、テッドがリッチモンドへ戻り、AFCリッチモンドの女子2部チームを率いる。新たな仲間となるアシスタントコーチ、アリス・チルトン役を『セックス・エデュケーション』などで知られるタニア・レイノルズが演じる。
シリーズの共同制作者でコーチ・ベアード役のブレンダン・ハントは米USA Todayのインタビューで、S4のテーマを「最高の自分でいることが、最高の父親でいることにつながる」とまとめている。今シーズンでは、テッドがコーチとしての仕事と父親としての役割に向き合う姿も描かれるという。
賛否は割れても、テッドが戻ってきたという事実は変わらない。EP2は8月12日(日本時間)に配信される。
















