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韓国で1,692万人が観た。追放された王と流刑地の村長の物語が日本へ

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韓国で1,692万人が観た。追放された王と流刑地の村長の物語が日本へ
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韓国映画の歴代興行収入1位を記録し、観客動員1,692万人を突破した『王と生きる男』(原題:왕과 사는 남자)が、2027年1月8日より日本で全国公開される。あわせて特報映像とティザービジュアル、場面写真が解禁された。(フロントロウ編集部)

舞台は1457年の朝鮮王朝。クーデターによって王位を追われた若き王と、流刑地の番人となった村長が、身分を超えて絆を育んでいく物語だ。

「高官が流されてくれば村が豊かになる」と考えた村長の誤算

寧越(ヨンウォル)・鉱泉(クァンチョン)谷の村長オム・フンドは、自分たちの村が高官の流刑地になれば村が豊かになると考え、”陸の孤島”と呼ばれる清泠浦(チョンニョンポ)に流刑者を受け入れることを決意する。村人たちとともに村の未来を託す罪人を待ったフンドだったが、やってきたのは期待していた高位の官職者ではなく、王位を追われた第6代王イ・ホンウィだった。

流刑された当初のイ・ホンウィは食事もとらず、死を待つように日々を過ごしていた。それがフンドや村人たちとの交流を通じて、次第に生きる意志を取り戻していく。フンドのほうも、当初の打算的な思惑から離れ、生きる気力を失った若き王に息子のような愛情を抱くようになっていく。

百想芸術大賞で4冠、主演は”一億人動員俳優”

村長オム・フンドを演じるのは、『ベテラン』や近年の『破墓/パミョ』『YADANG/ヤダン』などヒット作への出演が続くユ・ヘジン。今年5月の百想芸術大賞では、この演技で映画部門の大賞を受賞している。

イ・ホンウィ役は、2017年にオーディション番組「PRODUCE 101 シーズン2」を経てWanna Oneとしてデビューし、俳優としても「弱いヒーロー」シリーズで反響を集めたパク・ジフン。同賞では新人演技賞と人気賞に選ばれており、作品としては計4冠に輝いた。

イ・ホンウィ追放の首謀者となるハン・ミョンフェ役には『オールド・ボーイ』のユ・ジテ、イ・ホンウィに仕える宮女メファ役には「賢い医師生活」シリーズのチョン・ミドと、脇にも実力派が並ぶ。監督は『リバウンド』『記憶の夜』など感動作からサスペンスまで手がけてきたチャン・ハンジュン。史実とエンターテインメントを織り交ぜた物語を、ダイナミックに描き出した。

実在した王の、実在した流刑地

イ・ホンウィのモデルとなっているのは、叔父にあたる首陽大君のクーデターによって王位を追われ、17歳で世を去ったとされる朝鮮王朝第6代王だ。彼が流された清泠浦は、三方を川に囲まれ、残る一方は断崖という地形から”陸の孤島”と呼ばれた実在の場所で、現在も韓国の史跡として残っている。歴史の教科書では数行で片づけられてしまう出来事に、村人との日々という時間の厚みを与えたのが本作ということになる。

1,692万人という動員数は、韓国の人口のおよそ3分の1にあたる規模だ。韓国映画が国境を越えてヒットする流れが続くなか、その頂点に立った作品がどう受け止められるかは、日本の観客にとっても試金石になりそうだ。

『王と生きる男』は2027年1月8日より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー。

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