ケイティが明かすテイラーとの「仲直りの内幕」
テイラー・スウィフトが6月にリリースした「ユー・二ード・トゥ・カーム(You Need to Calm Down)」のMVにサプライズ登場を果たし、2014年から続いていたバトルに終止符を打つべく、事実上の“仲直り宣言”をしたケイティ・ペリー。
ケイティがサプライズ出演した「ユー・二ード・トゥ・カーム・ダウン」のMV。ケイティはハンバーガー、テイラーはフライドポテトの衣装を身に着け、「お互いに必要とする関係」、「パーフェクトな組み合わせ」であることをアピールした。
2018年5月にケイティが当時ワールドツアーをスタートしたばかりのテイラーに“仲直りの印”としてオリーブの枝と手紙を送ったことがきっかけで、4年以上も険悪だった関係に変化が生まれた2人。
その後、約1年の歳月をかけてゆっくりと溝を埋め、友情を育んでいたことを以前テイラーが明かしていたが、ケイティ側もテイラーとの仲直りの道のりの詳細を告白した。
豪ラジオ局KISS 1065の番組『The Kyle & Jackie O Show(ザ・カイル&ジャッキー・オー・ショー)』に電話出演したケイティは、今から数カ月前に起こったというテイラーとの和解について、当時の心境をこう明かした。
「テイラーは何か新しくて大きなことを始めようとしている時だったから、サポートが必要なんじゃないかなって思ったの。ちょうど私は自分のプロジェクトを終えようとしているところで、私たち2人には共通点がすごくたくさんあるってことに気がづいた。たぶん、私たちがするような内容の会話ができる相手って、世界に5人くらいしかいないんじゃないかなってね。私たちはお互いの根底にある物も理解し合える。だからこそ、そんな貴重な存在である自分たちの共通点や友情を祝福し、支え合うべきなんじゃないかなって思ったわ」
「歩み寄った」のはケイティ
ケイティとの和解について語ったインタビューの中で、テイラーは、ケイティから“仲直りの印”が送られてきた後、何度かパーティーで顔を合わせる機会があり、自然と挨拶のハグをして、言葉を交わす間柄になっていったことを明かしていたが、どうやら先に“歩み寄った”のはやはりケイティのよう。
ケイティは、あるパーティーで、ついにテイラーに直接、胸の内を明かして仲直りを持ちかけたときのことについても振り返った。
「私からテイラーに声をかけて、『だいぶ時間が経っちゃったけど、私たちはお互い少し成長したよね。ただ、“ごめんね”って言いたかったの。私はあなたを応援してるし、あなたのことが大好きよ。将来的に友達になれたらいいなって思ってる』って話したわ」
それ以来、2人は少しずつ会話を重ね、信頼を築いていったのだそう。
ケイティがテイラーに出した「和解の条件」
最終的な“和解の話合い”が行なわれたのは、テイラーの自宅。テイラーの自宅に招かれたケイティは、訪問の条件としてあることをテイラーにお願いしたのだという。
それは、テイラーが飼い始めた猫のベンジャミン・バトンを抱かせて欲しいという、なんともほっこりするリクエスト。
テイラーが4月に公開した「ミー!」のMVの撮影現場で一目惚れして飼い始めたベンジャミン・バトン。
ケイティは「自宅にお邪魔してもいいけど、新しく飼った猫を抱っこさせてね!それが唯一の条件よ」とテイラーに冗談交じりに伝えたことを茶目っ気たっぷりに明かした。
テイラー宅を訪れた際には、テイラーが手作りクッキーでもてなしてくれたことも明かし、「本当に彼女が作ってくれたの。すごく美味しいのよ。お持ち帰りまでしちゃった」と話したケイティ。
ケイティがテイラー宅訪問後に公開した「ついに平和が訪れた」というメッセージが添えられたテイラーの手作りクッキー。
最後にケイティは、テイラーとのバトルが終結した安心感と、一時は“犬猿の仲”と言われるほど険悪だった相手とも、心を開いて本音を語ればちゃんと関係を修復できるということをたくさんの人々に知ってもらいたいとこんな風に締めくくった。
「私は彼女のことを信頼できるし、彼女も私のことを信頼してくれてる。これからは、音楽アワードの会場の廊下でお互いを避けるなんてことはせずに、堂々とハグし合えるわ。私たちが変化を遂げるチャンスを得られたことは素晴らしいことだと思う。私たちの経験からほかの人々も何かを学んでくれるといいな」
(フロントロウ編集部)