「覚悟したほうがいい」ビリー・アイリッシュが新曲「Therefore I Am」を今週リリース

ビリー・アイリッシュが今週新曲をリリース

　今年1月に開催された第62回グラミー賞授賞式において、女性として初めて、最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞、最優秀新人賞の主要4部門を制覇し、一躍時代を代表するアーティストとなったビリー・アイリッシュが、およそ4ヶ月ぶりとなる新曲「Therefore I Am」を日本時間11月13日の午前3時にリリースすることを発表した。

　ビリーは自身のSNSに新曲のアートワークと見られるイメージを投稿して、「すごく楽しみにしてる」というコメントと共に「Therefore I Am」のリリースを発表した。アートワークは、赤みがかった背景をバックに、謎めいた物体が破壊されている様を描いたものになっている。

　ビリーの兄で、コラボレーターであるシンガーソングライターのフィニアス・オコネルは、ツイッターでビリーの投稿を引用する形で、「覚悟したほうがいい」とツイートしている。

　ビリーは今年9月に行なったインスタグラムでのライブ配信で、「ある楽曲とビデオが数週間後に出るよ。もしかしたら1か月後かも、分からないけど。いつになるかは分からないの」と新曲のリリースを予告していたほか、10月にはインスタグラムでファンから募集した質問に答える形で、新曲が11月にリリースされることを明らかにしていた。

　新曲がどのようなものになるかについては現時点で判明していないものの、同じ10月に行なったインスタグラムでのQ&Aのなかで、ビリーは「11月にリリースされる新曲を色で表わして」という、高度な質問にも答えており、新曲を表わすカラーとしてテラコッタカラーのような色を選んでいる。

　ビリーは今年に入ってから、2021年に公開が予定されている映画『007』シリーズ最新作『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌「No Time To Die（ノータイム・トゥ・ダイ）」を発表したほか、7月には未来への希望や自分自身への愛を歌った「my future（マイ・フューチャー）」をリリース。「Therefore I Am」は、「my future」以来の新曲となる。

　一方、今年8月に行なわれた米民主党全国大会で「my future」をパフォーマンスするなど、米大統領選でジョー・バイデン前副大統領を支持してきたビリーは、バイデン候補の当選確実が報じられたことを受けて、興奮を抑えきれない気持ちを表現した動画をインスタグラムに投稿。「投票してくれた人たち、ありがとう！ 最高！ 信じられないよ、本当に幸せ。天にも昇りそうな気持ち」とコメントして、バイデン氏が当選した喜びをあらわにした。（フロントロウ編集部）

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