ザック・エフロン＆ジェシカ・アルバ共演、ドバイの観光CMがヤバすぎる
新型コロナウイルスの世界的蔓延の影響により、ここ1～2年、どこの観光大国からも人々の足が遠のいてしまっている。変種株の流行が深刻化し、またもやロックダウンに逆戻りするのではという懸念が募る国もあるが、中東屈指の観光都市ドバイは近い将来また海外からの観光客が戻って来るようにと今から誘致に力を入れている。
ドバイが巨額の製作費を投じて作る観光CMには、これまでにも俳優のグウィネス・パルトロウやゾーイ・サルダナといったハリウッドセレブやボリウッドセレブが起用されて話題になったが、今回のCMはさらに輪をかけて豪華なキャストが起用。
新たに公開されたアクション映画さながらのCMに登場したのは、ディズニーチャンネル出身で映画『グレイテスト・ショーマン』や『テッド・バンディ』のザック・エフロンとドラマ『LA's FINEST/ロサンゼルス捜査官』などに出演する傍ら、ライフスタイルブランドのオネスト・カンパニー（Honest Company）の共同設立者としても手腕を振るうジェシカ・アルバ。
アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットが共演した2005年の映画『Mr.&Mrs. スミス』を彷彿とさせる、映画の予告編風のCMがこちら。
「あなたはいつも仕事を優先してばっかり…」と不満そうにため息をつくジェシカに、「君とはケンカしたくないよ」と返すザック。そこへフルフェイスのヘルメットを被った黒づくめの謎の男がやってきて…。
ドバイを訪れた“ワケあり”カップルを演じるザックとジェシカが、迫り来る敵の攻撃にパンチやキックで応戦し、バイクやボートを使って追跡から逃れようとする映像には、世界一高い超高層ビルであるブルジュ・ハリファやテクノロジーをテーマにした博物館、ミュージアム・オブ・ザ・フューチャーといった観光名所が登場するほか、砂漠でのカーチェイスも。終いには、世界唯一の”7つ星ホテル”とも称されるブルジュ・アル・アラブのヘリポートからパラシュートで落下するシーンで締めくくられる。
ドバイといえば、これまで『ワイルド・スピード SKY MISSION』や『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』といった人気アクション大作の撮影が行なわれてきたが、ザックとジェシカが主演した今回のCMも、ほんの数十秒間の映像ながら、それらの作品に引けを取らないくらいスリリングで刺激的な内容となっている。
CM本編が公開される1週間ほど前からジェシカとの撮影の舞台裏写真をインスタグラムで公開していたザック。
その本格的な様子から、ファンたちはてっきり2人が映画もしくはドラマで共演を果たすものと思い込んでいたが、フタを開けてみるとドバイの観光CMだった。ザックが投稿した写真には、今回公開されたCMには含まれていないシーンの撮影風景もあり、今後、新作がお披露目される可能性も。
ちなみに、監督を務めたのは映画『ラースと、その彼女』『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』、『クルエラ』を手がけたクレイグ・ガレスピー。世間で「CMだけでなく、長編映画を作って欲しい」という声がしきりに上がっているのも無理はない。（フロントロウ編集部）
