浮かないアイシャドウの色を選ぶ秘訣
アイシャドウを買うときに迷うのが、自分に似合う色選び。可愛いと思って買ってみても、実際に使ってみると浮いて見えたり、使いこなせなかったりすることも少なくない。
そんな失敗を防ぐために知っておきたいのが、自分に似合うカラーを見つける秘訣。メイクのプロによると色の種類によって選び方にはそれぞれコツがあり、それを踏まえて選ぶことで、自分に似合うカラーに出会えるという。
そこで、フロントロウがこれまで紹介してきたプロの色選びのコツをまとめてご紹介。自分に似合うカラーに出会える、アイシャドウの選び方とは?
ブラウン:アンダートーンにマッチするかチェック
ベーシックなブラウンのアイシャドウは一見万能に見えるけれど、必ずしも誰にでも似合うとは限らないのだとか。
メイクアップアーティストのアシュレイ・シウッチは、ブルーベース、イエローベース、グリーンベースの3種類に分類されるアンダートーンに合うものを選ぶようアドバイス。具体的には、アンダートーンが見えやすい手首の内側にアイシャドウを塗り、もっとも肌になじんだカラーを選ぶだけでOK。この方法が1番分かりやすく失敗も少ないそう。
パステル:似合いやすい暖かみのある色をチョイス
パステルカラーは肌から浮いて見えやすく難易度が高い印象があるけれど、パステルカラーの中でも暖かみのあるカラーを選ぶと失敗しにくいという。
トップモデルのジジ・ハディッドなどのメイクを手がけるセレブ御用達メイクアップアーティストのパトリック・タは、ピンクがかったキャラメルカラーやローズゴールドなどのパステルカラーを選ぶようオススメ。失敗を避けたいなら、パステルカラーの中でも淡すぎず、ニュートラルよりのカラーを選ぶといいと明かした。
ちなみにパステルカラーが似合うようになる使い方のコツもあるそうで、パトリックは「事前にイエロー系のアイシャドウ下地を塗ってみて」とアドバイス。アイシャドウ下地でベースを整えることで、浮きにくくキレイな発色が叶うという。
寒色:肌にのせて試すか万能カラーを選ぶ
パステルカラーと同様、肌になじみにくく浮いて見えやすいのがブルーやパープルなど寒色系のアイシャドウ。数々の映像作品でメイクを手掛け、エミー賞を受賞した経歴を持つメイクアップアーティストのアンドリュー・ソトマヨールは、選ぶときのポイントについて実際に肌にのせてみることが大事だと説明 。寒色といっても色んなニュアンスがあるため、肌のトーンになじむものがあるはずだという。
とはいっても自分に似合う寒色を見つけるのは大変という人には、どんな肌トーンでも似合う万能な寒色を選ぶよう勧めた。アンドリューが明かす万能な寒色とは、サファイアとバイオレット。ブルーならサファイア系、パープルならバイオレット系のアイシャドウを選ぶことで、どんな肌のトーンでも浮かずに似合わせることができるそう。
赤系:肌色に合わせて色を選ぶ
赤系のアイシャドウは、目元が腫れぼったく見えやすいのが難点。そんな赤系アイシャドウを選ぶ秘訣は、小麦肌や色白な肌にマッチする色を探すこと。
メイクアップアーティストのガブリエル・アルモドバルによると、小麦肌に似合う赤系のアイシャドウは、ボルドーやバーガンディ、ワインレッドなどの深みのある赤。そして色白の場合はピンクに近い明るい赤、標準の肌色の場合はパキッとした赤を選ぶのがオススメだそう。そうすることで浮きにくく、メイクをオシャレに見せてくれるという。
新しいアイシャドウをゲットするときには、ぜひプロの色選びのコツを参考にしてみて。(フロントロウ編集部)