クリストファー・ノーラン監督の次回作、『Oppenheimer(オッペンハイマー)』より、主演のキリアン・マーフィーのファーストルックが解禁となった。(フロントロウ編集部)

フローレンス・ピュー、ラミ・マレックなど大物キャストが参加

 映画『ダンケルク』や『TENETテネット』で知られる人気映画監督クリストファー・ノーランによる最新作『Oppenheimer(オッペンハイマー)』は、原子爆弾の開発にまつわる歴史上の事実をもとにした伝記映画。

 2023年7月に全米公開予定の本作では、ノーラン監督作品の常連として知られるキリアン・マーフィーが初めて主演に抜擢され、大きな話題を呼んでいる。大ヒットドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』の主演を務めているキリアンは、ノーラン監督作品には『ダークナイト』、『インセプション』、『ダンケルク』などに出演してきた。

画像: フローレンス・ピュー、ラミ・マレックなど大物キャストが参加

 また、本作には映画『クワイエット・プレイス』のエミリー・ブラント、『ボーン』シリーズのマット・デイモン、『アイアンマン』シリーズのロバート・ダウニー・Jr.、『ブラックウィドウ』のフローレンス・ピュー、『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレック、『ナイル殺人事件』のケネス・ブラナー、ドラマ『ザ・ボーイズ』のジャック・クエイド、『キル・ユア・ダーリン』のデイン・デハーン、『グッド・タイム』のベニー・サフディ、『ブラックホーク・ダウン』のジョシュ・ハートネットなどの出演が決定しており、ハリウッド映画の第一線で活躍する豪華キャストが勢ぞろいしている。

 第二次世界大戦中に原子爆弾の開発に携わった理論物理学者ロバート・オッペンハイマーを演じるのはキリアン。オッペンハイマーは、第二次世界大戦中に世界で初めての原爆実験となった「マンハッタン計画」を主導し、日本が受けた核攻撃にも大きな影響を与えた。「原爆の父」と呼ばれ、ときには「悪魔」とさえ呼ばれるオッペンハイマーを、映画界の鬼才ノーラン監督はどのように描くのか。

画像: ロバート・オッペンハイマー

ロバート・オッペンハイマー

 そんな本作より、主演のキリアンが演じるオッペンハイマーのファーストルックが解禁。

 白黒で撮られた写真で、キリアンはタバコをくわえているが、これはオッペンハイマーが生前ヘビースモーカーだったためだろう。オッペンハイマーは咽頭がんが原因で1967年に62歳で死亡している。

 映画『Oppenheimer(オッペンハイマー)』は、2023年7月に全米公開予定。日本での公開スケジュールは、今後発表される。(フロントロウ編集部)

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